便利だが窮屈な現代社会で暮らしていると、たとえ都会で暮らしていなくとも、自然豊かで大らかな田舎暮らしに憧れる瞬間があるかもしれない。そんなスローライフを夢見てある村に移住した若い夫婦が体験する恐怖を描く、ヴィレッジ<狂宴>スリラー映画「嗤う蟲」が、1月24日から公開される。 村の掟と秘密を知って飲み込まれ、抜け出せなくなっていく若い夫婦 イラストレーターの長浜杏奈(深川麻衣)と、脱サラした夫・上杉輝道(若葉竜也)は、東京を離れて麻宮村に移住。憧れだった田舎暮らしを始める。若者が少な...
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息子のひき逃げ事件を隠蔽した判事、その判事を追い詰めていく被害者の父、愛する我が子のためにモンスターとなった父親たちのギリギリの攻防を描く韓国ドラマ『YOUR HONOR~許されざる判事~』、がBS10スターチャンネルで日本初放送される。 本作は、アメリカ、ドイツ、スペインなど世界各国でリメイクされている、イスラエル発のヒットドラマ『Kvodo(原題)』を原作としたサスペンススリラー。韓国でも指折りの演技派俳優、ソン・ヒョンジュとキム・ミョンミンの競演、先の読めないスリリングな物語が話題となり、...
ドラマを「聴く」体験は脳を活性化する効果も! 大好きな韓国ドラマが、作業中や散歩中、家事をしながらでも、楽しめたら……。そんな思いから誕生したのが“みみドラ”。韓国ドラマの大ヒット作を、日本の声優が演じるオーディオブックである。 目に浮かぶような情景描写と、臨場感溢れる声優の演技で、新しいドラマ体験を楽しめる。脳科学的にも見ても、五感のなかで脳に最初に刺激を伝えるのは、聴覚だそう。そこから脳全体に刺激が伝わって活性化されるので、音に注意を傾けることは、感情を大きく揺さぶる効果も期待できる。 現在...
彼方まで白雪で覆われた山並。凍りつく風が吹きすさぶアルプス山脈西端のイタリア・フランス国境地帯。その厳寒地帯を一組の男女がテントもシュラフもない軽装備で決死の踏破を試みる。スノーモビルで二人を追うのはライフルを手にした地元自警団。女はフランス密入国を試みる難民だ。なぜ男女は真冬のアルプスを越えるのか。生きのびることはできるのか。劇場公開時、あまりにも寒々しい映像が観客を凍えさせたサスペンス「ホワイト・サバイバル 越境者たち」が1月8日(水)にレンタル開始となる。あなたも自宅でこの極...
撮影:谷岡康則 ヘアメイク:新井克英 スタイリング:申谷弘美(Bipost所属) 1979年の公開時、日本中を感動の渦に巻き込んだ山本薩夫監督の「あゝ野麦峠」が、〈4Kデジタルリマスター版〉され、第37回東京国際映画祭で上映、さらに日本映画専門チャンネルにて1月12日(日)に4K化テレビ初放送される。この作品は山本茂実のノンフィクション作品を基に、明治時代後期の信州を舞台に、厳しい労働環境と苛烈な人間関係に耐えながら、製糸工場で働く工女たちの姿を描いた青春群像劇。ここでは主人公の工女・政井みねを...
第50回城戸賞発表を記憶に留めるために
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プロの脚本家を目指すならこの賞。城戸賞第50回である。 だが何々記念の第何回──ことばだけが形骸化して独り歩きしても その意味をイメージする力がなければ、ただの数字に過ぎないのは自明だ。 城戸賞が制定されたのは1974年12月1日、「映画の日」。 1974年は「日本沈没」が大ヒット、 確固たるスターとなった菅原文太の「仁義なき戦い」シリーズが年明けすぐに四作目を公開、 「砂の器」が大いに話題になり、山口百恵と三浦友和コンビの第1作(「伊豆の踊子」)が 誕生した──そんな年である。 外国映画は「エ...
1974年12月1日「映画の日」に制定され、第50回目を迎えた優れた映画脚本を表彰する城戸(きど)賞。本年度の480作品の応募のなかで大賞に選ばれた「祝日屋たちの寝不足の金曜日」のシナリオ全文を掲載いたします。 タイトル「祝日屋たちの寝不足の金曜日」 山口耕平 あらすじ 政治家の不正疑惑から目を逸らすため、官邸の指示で急遽法改正がされ、その年のゴールデンウィークは9連休となった。しかし、連休まで2日を残した昭和の日、改正対応に振り回されていた総務省の藤野と同僚の芹沢は、休日出勤の...
2025年1月14日に生誕100年を迎える、日本だけでなく海外でも今なお評価が高い作家・三島由紀夫。これを記念して、彼の小説を映画化した「美徳のよろめき」(1957年)、「愛の渇き」(1966年)、「春の雪」(2005年)と、三島と東大全共闘の学生たちとの討論会の模様を収めたドキュメンタリー「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」(2020年)がチャンネルNECOにて1月6日より放送される。 情事に走る女性を、月丘夢路が演じた「美徳のよろめき」 三島由紀夫と映画のつながりは深く、自作を映画化...
「喜劇 急行列車」 1月はレジェンドと呼ばれる俳優、監督、人気シリーズの作品が登場。俳優では第1作の公開から55周年を迎えた「男はつらいよ」シリーズの主演スター、渥美清が〝寅さん〞を演じる前に主演した喜劇映画を放送する。1967〜68年に3本が作られた瀬川昌治監督による喜劇「列車」シリーズは、毎回、渥美清演じる当時の国鉄の職員が、ユニークな乗客たちと繰り広げる騒動を描いた鉄道コメディ。第1作「喜劇 急行列車」(67)では、渥美は奥さんがいるのに佐久間良子扮する女性に惚れ、楠トシエ演じる奥さんから...
錚々たる韓国映画の監督陣が、ドラマで演出するようになり、今や映画とドラマの垣根はあいまいに。そんな過渡期ともいえる韓国エンタテインメント業界に行定勲監督が参入。韓国では老舗の地上波放送局KBSで放送され、日本ではLeminoで独占配信中の韓国ドラマ『完璧な家族』の演出を担った。『韓国テレビドラマコレクション2025』(キネマ旬報社)に掲載するインタビューに収まりきらなかった、驚きのエピソードをいち早くお届けします。 韓国の地上派放送局KBSで演出することになった経緯 ― 行定監督は、映画や映画祭...
