「殺しの烙印」 監督鈴木清順生誕百周年を記念し、彼の日活時代の作品からセレクトされた作品13タイトル(SP2本を含む)が2個のブルーレイボックス其の壱『セイジュンと男たち』其の弐『セイジュンと女たち』として発売中。ラインナップは前者が「殺しの烙印」「けんかえれじい」「野獣の青春」「俺たちの血が許さない」「勝利をわが手に-港の乾杯-」、それにSP「素ッ裸の年令」と「らぶれたあ」(SPは2本でディスク1枚)で6枚、後者が「河内カルメン」「肉体の門」「春婦傳」「関東無宿」「裸女と拳銃」で6枚となってい...
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撮影:島田 香 ヘアメイク&スタイリスト:川岸みさこ BS松竹東急(BS260ch)では『6か月連続 ジャッキー・チェン祭り!』のクライマックスとして、ジャッキー・チェンの吹替声優として知られる石丸博也氏による、吹き替えを新たに追加した〈吹替完全版〉全7作品が、4月から5月にかけて放送される。これを記念してジャッキー・チェンの大ファンという武田鉄矢氏に、ジャッキー映画の魅力を存分に語ってもらった。 チャーミングはジャッキー映画との遭遇 「成龍拳」© 2010 Fortune Star Medi...
映倫 次世代への映画推薦委員会推薦作品 —「リトル・エッラ」
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現代的な題材も盛り込む、スウェーデンの児童文学を映画化 優れた児童文学は、幅広い世代に訴える平易かつ選び抜いた表現で、社会の真実を生き生きと捉える。スウェーデンのピア・リンデンバウムの絵本に基づく本作も、ひとりの悩める女の子の目線に徹することで、何かと厄介な世界の輪郭が、より明快に浮き彫りにされる。トミーを独り占めしたい気持ちとは裏腹に、やることなすこと裏目に出てしまうエッラのスティーヴに対する仕打ちは、〝汚れなき悪戯〞の範疇を超える嫌がらせにも見え、無邪気ゆえに歯止めも利かない残酷さや、狂おし...
森達也監督、初の劇映画 キネマ旬報ベスト・テン第4位に―「福田村事件」
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オウム真理教の信者に密着取材した「A」2部作など、社会のタブーに鋭く斬り込むドキュメンタリストとして名を馳せた森達也が実写劇映画を初監督するとの報は、ちょっとした衝撃だった。さらにその題材が、関東大震災直後の千葉県福田村で、香川から訪れた薬売りの行商団一行の幼児や妊婦を含む計9人が地元の自警団員らに殺害された、通称″福田村事件〞の実話をベースにした物語だと聞き、大いに納得するとともに期待値は瞬時にMAXとなった。 福田村事件については、震災発生後の混乱の中で朝鮮人の暴動が起きたとの...
中国ドラマは話数が非常に多く観るのが大変というイメージは今や昔。実は1話の尺が短く話数の少ないドラマのシェアはますます増える傾向にある。そんな作品群の中で、中国で2022年ショートドラマ・ミステリー部門熱度ランキング年間1位を記録(猫眼専業版調べ)した『君夜(くんや)~花嫁未満と花婿候補~』が日本上陸、2024年4月3日にコンプリートDVD-BOXがリリースされる。本作が女性の心を掴んでヒットしたポイントは? 最近の中国時代劇のトレンドが盛りこまれたエンタテインメント作で、ドラマをサクッと楽しみ...
コンプライアンスにがんじがらめの現代を笑い飛ばす社会派コメディとして話題沸騰中のTVドラマ『不適切にもほどがある』の脚本家の宮藤官九郎。彼が同作よりも前に書いた初の本格的な社会派コメディドラマが、2016年放送の『ゆとりですがなにか』。岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の演じるゆとり世代の3人を主人公にした同作は、世代で括るナンセンスやパワハラなどの社会問題をユーモアにくるんで描いて話題となり、翌年には続編のスペシャルドラマも放送された。それからコロナ禍も挟み6年経た昨年、心にゆとりを忘れつつある令和...
人生に迷う人の背中を優しく押してくれる「バーナデット ママは行方不明」
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2012年に出版され、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーに約1年間リスト入り。アメリカの作家マリア・センプルによる名著『where’d you go bernadette(バーナデットを探せ!)』を映画化したヒューマン・コメディ『バーナデット ママは行方不明』のBlu-ray&DVDが3月20日(水・祝)に発売(レンタルDVD同時リリース)された。 NYタイムズ紙のベストセラー小説を映像化 監督は、実際に劇中の時間経過と同じ12年間をかけて撮影し、ひとりの少年の成長を描いた「6...
新たな魔法に満ちた冒険の旅が始まる。「ハリー・ポッター」「ナルニア国物語」に続けとオーストラリアから誕生した斬新なキャラクター満載のファンタジー・ムービー「シークレット・キングダム ピーターの奇妙な冒険」が3月20日からレンタル開始。キッズムービーとして子供たちに独占させておくにはもったいない、大人も楽しめるファンタジー映画の快作だ。 舞台は地底帝国。少年と妹が大冒険! 本作の舞台になる“秘密の王国”、それは恐怖の力によって封印された地下の世界だ。そこに押し込められているのは絶滅危惧動物センザン...
近年、70~80年代のホラー・クラシックにオマージュを捧げた新作映画が注目されている。3月20日にレンタル開始になる「ホビッツベイ」もザラついた映像の中に生理的嫌悪感をそそるクリーチャーを登場させ、往年のB級ホラーテイストにこだわりぬいた作品だ。ことにVHS時代からのホラー映画ファンにはたまらない贈り物といえるだろう。 30年間封印された貯水タンクに、“それ”はまだ生きていた 監督のスコット・ウォーカーはニコラス・ケイジ主演のクライム・ムービー「フローズン・グラウンド」(2013)で成功し高く評...
「インファナル・アフェア」 香港ノワールの金字塔として、強烈な印象を残した「インファナル・アフェア」3部作。第1作の公開から20周年を記念して、4K版が昨年公開、そのBlu-ray版が3月20日に発売された。「10年に一本出るか出ないかの大傑作」と騒いだ当時の感動は、いま見直してもなんら変わらない。いや、香港ノワール特有の暗いシーンや、主人公たちの苦悩する表情がより鮮やかに映し出され、さらに感動が深まったとも言える。 加えて、まだ中国に返還されて間もない、元気だった在りし日の香港の街に胸が篤くな...
