2025年1月14日に生誕100年を迎える、日本だけでなく海外でも今なお評価が高い作家・三島由紀夫。これを記念して、彼の小説を映画化した「美徳のよろめき」(1957年)、「愛の渇き」(1966年)、「春の雪」(2005年)と、三島と東大全共闘の学生たちとの討論会の模様を収めたドキュメンタリー「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」(2020年)がチャンネルNECOにて1月6日より放送される。 情事に走る女性を、月丘夢路が演じた「美徳のよろめき」 三島由紀夫と映画のつながりは深く、自作を映画化...
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「喜劇 急行列車」 1月はレジェンドと呼ばれる俳優、監督、人気シリーズの作品が登場。俳優では第1作の公開から55周年を迎えた「男はつらいよ」シリーズの主演スター、渥美清が〝寅さん〞を演じる前に主演した喜劇映画を放送する。1967〜68年に3本が作られた瀬川昌治監督による喜劇「列車」シリーズは、毎回、渥美清演じる当時の国鉄の職員が、ユニークな乗客たちと繰り広げる騒動を描いた鉄道コメディ。第1作「喜劇 急行列車」(67)では、渥美は奥さんがいるのに佐久間良子扮する女性に惚れ、楠トシエ演じる奥さんから...
錚々たる韓国映画の監督陣が、ドラマで演出するようになり、今や映画とドラマの垣根はあいまいに。そんな過渡期ともいえる韓国エンタテインメント業界に行定勲監督が参入。韓国では老舗の地上波放送局KBSで放送され、日本ではLeminoで独占配信中の韓国ドラマ『完璧な家族』の演出を担った。『韓国テレビドラマコレクション2025』(キネマ旬報社)に掲載するインタビューに収まりきらなかった、驚きのエピソードをいち早くお届けします。 韓国の地上派放送局KBSで演出することになった経緯 ― 行定監督は、映画や映画祭...
映倫 次世代への映画推薦委員会推薦作品 —「型破りな教室」
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実話をもとに子どもたちに宿る可能性を見つめる物語 大人たちは生きるのに精一杯で子どもたちの教育について考える暇もないようなメキシコの街にあるホセ・ウルビナ・ロペス小学校。「型破りな教室」は、2011年にこの学校で起きた奇跡のような出来事について書かれた雑誌の記事をきっかけに作られた。 映画は、ドキュメンタリーを思わせる飾り気のないスケッチから始まる。家事をこなし弟妹に声をかけながら登校する少女、海辺の掘っ建て小屋で目を覚ます少年、ゴミの山で手鏡を見つける少女。彼と彼女たちが向かった学校は規則ばか...
12月20日(金)から全国公開となる「ありきたりな言葉じゃなくて」は、実話をヒントに、ある事件に巻き込まれた新人脚本家の挫折と再起を描いた痛烈な青春ドラマだ。本作で長篇劇映画初監督を飾るのが、テレビ朝日映像で数々の報道番組やドキュメンタリー映画「LE CHOCOLAT DE H」(19)を手掛けてきた渡邉崇。高校生の頃から27年かけて実現したという映画監督への思いを聞いた。 渡邉崇(わたなべ・たかし) 2003年、テレビ朝日映像に入社。『ワイド!スクランブル』のディレ...
『愛の不時着』のイ・シニョン、EXOのシウミン、MONSTA Xのチェ・ヒョンウォン、『ザ・ファビュラス』のチェ・ウォンミョン、『ひかり男子高生徒会』のイ・セオン共演により、解散に追い込まれたアイドルグループ〈サンダーボーイズ〉の5人が経営難のマート(スーパーマーケット)を再建していくさまを描いた韓国ドラマ『社長ドル・マート』。 12月18日(水)のDVD-BOX発売(レンタルDVDは12月4日よりスタート)に合わせて、キャストのインタビューが到着した。ドラマの見どころから裏話まで、親しみたっぷ...
日本映画界が世界に誇る巨匠・小津安二郎監督の生誕120年を記念して作られた、小津監督の初期のサイレント映画6作品を、現代に時代を置き換えてリメイクしたオムニバスドラマ『連続ドラマW OZU~小津安二郎が描いた物語~』のDVD-BOXが12月12日に発売された(レンタルは12月11日リリース)。気鋭の映画監督6人が、田中圭、柄本佑、前田敦子、成田凌、石橋静河、中川大志を主演に、約90年前に作られた小津監督の世界を、どのように現代に蘇らせたのか。映画ファンのみならず、多くの人に観てもらいたい注目の作...
たまたま視線が合った相手が突如、殺意をともなう暴力を仕掛けてくる。それも次々と。理由はわからない。自分の態度のせいか、あるいは新種のウイルス感染か──。 平和な日常が突然崩壊した平凡なサラリーマンの不条理な恐怖を描いたフランス発のスリラー映画「またヴィンセントは襲われる」。斬新な設定と細やかな演出で、第76回カンヌ国際映画祭の批評家週間に選出され話題となり、フランスで最も権威ある映画賞のセザール賞新人作品賞にも選出。日本でも劇場公開時に話題になった本作が、12月11日よりレンタル開始となる。あな...
ジャン=クロード・ヴァン・ダムは「サイボーグ」「キックボクサー」(共に89年)の2作で衝撃的に登場したアクションスターだった。美しく精悍なマスクもさることながら、なにより格闘シーンが斬新に映った。脚を180度開いた両サイド同時キック、頭より高く蹴り上げる回し蹴り、目にも止まらぬスピードで繰り出す拳や掌底など、立ち技系格闘アクションで彼の鮮やかさを超える俳優はどこにもいなかった。 あの衝撃から30余年……ヴァン・ダムは今も闘っている。60歳を超え、速さも美しさも失ったが、まだライオンハートは失って...
「あぶない刑事」 12月は時を超え、国境を越えて輝くスターが出演した3作品を放送。今年8年ぶりの新作「帰ってきた あぶない刑事」(24)も大ヒットした、主演の舘ひろしと柴田恭兵。最初のテレビシリーズ開始から38年。〝ダンディー鷹山〞と〝セクシー大下〞のあぶない刑事コンビを演じる二人は、70代を迎えた今もイメージがまったく変わらない。左手を胸に添えて、右手で拳銃を構える鷹山独自のガンアクションは、舘ひろしが自ら考案したもの。そのスタイリッシュかつ色気のある鷹山のキャラクターを、時を超えて保ち続ける...
