『2023年 第97回 キネマ旬報ベスト・テン』発表! ■日本映画ベスト・テン 第1位(日本映画作品賞) せかいのおきく 第2位 PERFECT DAYS 第3位 ほかげ 第4位 福田村事件 第5位 月 第6位 花腐し 第7位 怪物 第8位 ゴジラ-1.0 第9位 君たちはどう生きるか 第10位 春画先生 ■外国映画ベスト・テン 第1位(外国映画作品賞) TAR/ター 第2位 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 第3位 枯れ葉 第4位 EO イーオー 第5位 フェ...
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「皆さま、ごきげんよう」 彼はコニャック片手に待ち構えていた。 2016年11月、ジョージア生まれの映画作家、オタール・イオセリアーニ監督が来日した際、インタビュー取材をする機会に恵まれた。最新作の「皆さま、ごきげんよう」のプロモーションのためだったが、話題は映画の内容にとどまらず、ノンシャラン(無頓着)を是とする監督の作品世界よろしく縦横無尽に駆け巡った。 オタール・イオセリアーニ逝去。享年89 「皆さま、ごきげんよう」のストーリーボード(絵コンテ) 中でも印象的だったのは、事前にストーリーボ...
人気俳優の知られざる“オフの日の姿”を、気鋭の監督・脚本家たちが妄想を膨らませて描き、主演を務める俳優自ら本人役を演じる。そんなパラレルストーリーが展開される異色のオムニバスドラマ『撮休』シリーズの第4弾となる『杉咲花の撮休』のDVD-BOXが、2月2日に発売される。第1弾『有村架純の撮休』、第2弾『竹内涼真の撮休』、第3弾『神木隆之介の撮休』に続きフィーチャーされたのは、「湯を沸かすほどの愛」(2016)で第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞を同時受賞。2020年にはNHK朝ド...
泉質の異なる三つの温泉地や、城下町、漁港、宿場町など、加賀百万石の美意識を継いだ六つの地域で構成される石川県の加賀温泉郷。同地区も能登半島地震により大きな被害を被っており、一日も早い復旧と復興を願うばかりだが、新作映画「レディ加賀」は加賀温泉が舞台で、地元の人々に根付く“ピンチに負けない底力”を描いており、石川県の方々にエールを贈るような作品となっている。 理屈抜きで心を揺さぶられる俳優陣実演のタップダンスシーン 2月2日に石川県で先行公開され、2月9日から全国公開される映画「レデ...
トム・クルーズの「ミッション:インポッシブル」と双璧をなす、キアヌ・リーヴスの「ジョン・ウィック」シリーズ。トム61歳、キアヌ59歳。二人ともアラカンながら、全く年齢を感じさせないルックス、パッション、アクションと、恐れ入る。 さらに最新作「コンセクエンス」には、アジアが誇る大スター、ドニー・イェンと真田広之が参戦。彼らも60歳、63歳と、いったい映画界はどんな若さを保つ秘儀があるのか。その健在ぶりに、思わずにやりとする。アクションも年を重ねることに磨きがかかり、気品、そして色気を感じる見事なま...
キネマ旬報ベスト・テン作品賞(日本映画第1位)、そして脚本賞受賞の「せかいのおきく」。同じく日本映画監督賞のヴィム・ヴェンダース「PERFECT DAYS」と、2023年度はつくづく“厠(かわや)の年”だった。人の営みに不可欠なモノなのに、映画の題材として真っ向から描くには文字通り“憚(はばか)り”だったものを、一気に噴出させたかのようで、気分スッキリである。 阪本順治監督初のオリジナル脚本による時代劇 阪本順治監督初のオリジナル脚本による時代劇で、30本目の節目作が“江戸の下肥(しもごえ)事情...
2023年 第97回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表!
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2023年 第97回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! ■日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「せかいのおきく」 ■外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「TAR/ター」 ■文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「キャメラを持った男たち-関東大震災を撮る-」 【個人賞】 ■日本映画監督賞 ヴィム・ヴェンダース 「PERFECT DAYS」 により ■日本映画脚本賞 阪本順治 「せかいのお...
名優同士の激突は、観る者の胸を熱くする。後にマーティン・スコセッシ監督が「ディパーテッド」(06)として、ハリウッドでリメイクした香港映画「インファナル・アフェア」(02)は、警察とマフィア、それぞれの組織に潜入したアンディ・ラウとトニー・レオンの、数奇な運命を描いたハードボイルド。連絡係の上司以外、その正体を誰も知らない彼らは、常に身の危険を感じながら孤独に任務を遂行していく。マフィアの一員として犯罪に手を染めなくてはいけないことに悩む潜入警官のトニー・レオンと、マフィアだが徐々に警官として善...
映倫 次世代への映画推薦委員会推薦作品 —「白日青春 -生きてこそ-」
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父として生きられなかった男と父を、亡くした少年との出会い 長年、タクシー運転手をしてきたバクヤッ(陳白日)。難民として生きる外国人たちに差別的な言葉を吐いたりもするが、彼自身もかつて中国大陸から香港へと命がけで海を渡ってきた人物だ。しかし、その後、様々な事情が重なり、警察官である息子とも疎遠になっている。不機嫌な顔で酒浸りの日々を送る姿は、人生を放棄してしまっているようにも見える。そんな彼が、交通事故で父を亡くしたパキスタン人の少年と出会ったことで、誰かのためにできることがまだあると気付く。 香...
第25回上海国際映画祭で最優秀作品賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞を受賞した、熊切和嘉監督と主演の菊地凛子による20年ぶりのコンビ作「658km、陽子の旅」のDVDとBlu-rayが、1月12日に発売される。 本作は『TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM2019』の脚本部門で審査員特別賞を受賞した室井孝介の脚本をベースにしたロードムービー。主人公の陽子(菊地凛子)は東京に住む42歳の独身女性で、就職氷河期世代の在宅フリーターだ。孤独な生活を送る彼女は、20年以上断絶していた...
