死ぬ間際の白鳥は最も美しい声で歌う…。そんな伝承から転じて、芸術家たちが人生の最後に残す最高のパフォーマンスを意味する「スワンソング」。その言葉をタイトルにした本作は、人生の終盤を迎えたゲイのヘアメイクドレッサーが亡き親友の死化粧を施すために懐かしの街へと向かうロードムービーだ。(2月22日Blu-ray&DVDリリース) 主演を務めるのは、ドイツ出身でハリウッド映画でも活躍する世界的名優ウド・キアー。アンディ・ウォーホール製作の「悪魔はらわた」と「処女の生血」にはじまって、「サスペリア」、「マ...
記事
738件の投稿
ニコラス・ケイジがオレゴンの山林で孤独に食らすトリュフ・ハンターを演じる「PIG/ピッグ」は彼の近年の出演作から想像しにくい本格的な文芸・哲学的ドラマだ。なんと元アメリカ大統領バラク・オバマが2021年のお気に入り映画の1本に選んだといういわく付きの話題作が2月22日にBlu-ray&DVDでリリースされる。その見どころは―― 残酷ホラー映画? でも、どこかが違う。 鬱蒼とした森林の奥にひっそり建つ粗末な小屋にニコラス・ケイジ演じるロブは住む。頭髪と髭は伸び放題、表情が乏しく不潔な身なりの不気味...
主人公が“見た目は子供、頭脳は大人”と聞くと、某大人気漫画&アニメを連想するかもしれないが、同作とは全く異なる発想で作られたオランダのSFアクション・アドベンチャー映画「キャプテン・ノバ」。タイムトラベルの副作用で少女の姿に若返ってしまった未来からやって来たヒロインが、人類を救うため奔走する本作は、本国オランダの映画祭で多数の映画賞に輝き、日本でも1月に劇場公開されたばかりだが、そのDVDレンタルが、早くも2月22日よりスタートする。(※セルは3月3日) タイムトラベルの副作用で20歳以上若返っ...
映画『ザ・メニュー』―死ぬほど素敵なディナーへようこそ。
•
48回表示
究極の美食とスリルのフルコース『ザ・メニュー』を召し上がれ 『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)や『女王陛下のお気に入り』(18)、第95回アカデミー賞で主要8部門9ノミネートで話題となっている現在公開中の『イニシェリン島の精霊』など、良質な作品を数多く生み出してきたサーチライト・ピクチャーズが贈る極上サスペンス『ザ・メニュー』のブルーレイ+DVDセットが2月22日(水)にリリースされる<デジタルは購入およびレンタルともに配信中>。監督はHBOのTVシリーズ『メディア王 華麗なる一族』(18)...
B級映画の帝王として知られるロジャー・コーマンが製作、海外ではスラッシャー映画のマスターピースとして絶大な人気を誇る「スランバー・パーティー大虐殺」が4月5日、Blu-ray&DVDで発売される。1982年に封切られたアメリカ映画だが、日本では今年1月に劇場初公開、映像ソフトもHDリマスターの高画質で初めて発売となる。 MIT映画科出身の女性監督はなぜ “お下品ホラー” を監督したのか まずは「スランバー・パーティー」とは何か説明しよう。スランバー(Slumber)=居眠り、休眠の意で、日本では...
2000年代=セカチュー、2010年代=キミスイ、2020年代=セカコイ 映画を見る視点や視座が変わったなと認識するようになったのは、自分自身が父親になってからだ。特に、主人公が若い場合は自然と親目線で物語を追いかけたり、その人物の肉親となり周囲の大人たちの立場や心情を先に理解するのが、もはやデフォルトになっている。……なものだから、思春期の男女が織りなすラブストーリーに対しても、「こんな恋がしたい、もしくはしたかった」ではなくて、「ウチの子もこんな恋をしたらいいのにな」という思いの馳せ方に、い...
「推しがいるって幸せじゃん」 劇中に登場するこの台詞のように、どっぷりハマるほど好きなものがあるのは幸せなことかもしれない。 5月12日に劇場版も全国公開となるTVドラマ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』。岡山の女性地下アイドルに心奪われた女性を主人公に描いた青春コメディの本作は、アニメ化もされており、“推し武道”の愛称もある平尾アウリ原作の大人気同名漫画を連続ドラマ化したもので、そのBlu-rayとDVDが2月15日に発売された。 元アイドルの松村沙友理が真逆のドルオタ役に挑戦 岡山で暮らすフ...
2月3日に発表された「第96回キネマ旬報ベスト・テン」で日本映画 第4位に選出されるなど、各所から高い評価を受けている「こちらあみ子」のBlu-ray&DVDが2月10日にリリースされた。芥川賞受賞作家、今村夏子の原作を映画化した本作。ちょっと風変わりな女の子 “あみ子” の純粋無垢な行動は周囲の人たちを変えていく――。 “森井汁” は純度100%!新藤兼人賞金賞を受賞した監督デビュー作 森井勇佑監督、破格のデビュー作。1985年生まれ。大森立嗣監督作を中心に、長年助監督を務めてきた彼が、並々な...
映画『バビロン』―ハリウッド夢の饗宴が始まる!―
•
62回表示
音楽青春ドラマ「セッション」(14)で称賛を浴び、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(16)でその年の賞レースを席巻したデイミアン・チャゼル。今、最も期待される若き俊英が新作として挑んだ題材は1920年代のハリウッド。すべての夢がかなう場所に集まった3人の主人公たちを軸に、華やかなハリウッド映画史が描かれる。本特集では作品中にちりばめられた映画的トリビアを解説、本作の舞台裏を紹介する。 「バビロン」は2020年代の観客にとっての「雨に唄えば」である デイミアン・チャゼル監督は現代の...
ありえないけど、ほぼ実話 『ザ・ファイター』(10)や『世界にひとつのプレイブック』(12)、『アメリカン・ハッスル』(13)などの傑作を生み出し、アカデミー賞の常連であるデヴィッド・O・ラッセル監督。彼が7年ぶりに監督&脚本を務め、実話を基に描いた『アムステルダム』のブルーレイ+DVDセット、4K UHDが2月8日(水)にリリースされる<デジタルは購入およびレンタルともに配信中>。 ある殺人事件が禁断の扉を開く 1930年代のニューヨーク。仕事仲間として働く医師のバート(クリスチ...
