配信ムービー・ピックアップ・レビューその5 「ホース・ガール」 数ある配信ムービーのなかから、選りすぐりの作品のレビューをお届け。映画ライター・村山章氏によるオススメ第1弾は、狂気をテーマにした一本! 複雑怪奇な入れ子構造を持つ トンデモ話的な問題作 人間の“狂気”をテーマにした映画は数多いが、 ネットフリックスが配信している「ホース・ガール」は客観性をほとんど排除して、限りなく主観で“狂気”にアプローチした変わり種だ。 主人公のサラ(アリソン・ブリー)は手芸店で働く気のいい店員。...
配信ムービー・ピックアップ・レビューその4 「アンカット・ダイヤモンド」 Netflix映画『アンカット・ダイヤモンド』独占配信中 数ある配信ムービーのなかから、選りすぐりの作品のレビューをお届け。映画・音楽ジャーナリスト、宇野維正氏によるオススメ第2弾は、アダム・サンドラーの強烈な演技が話題のこの1本! ユダヤ系ニューヨーカーの異常なグルーヴ感 古くは「黒いジャガー」(71)や「時計じかけのオレンジ」(71)や「タクシードライバー」(76)や「スカーフェイス」(83)、近年だと「ダークナイト」...
配信ムービー・ピックアップ・レビューその3 「ベター・コール・ソウル」 Netflixオリジナルシリーズ「ベター・コール・ソウル」シーズン1~5独占配信中 数ある配信ムービーのなかから、選りすぐりの作品のレビューをお届け。映画・音楽ジャーナリスト、宇野維正氏によるオススメは史上最高のテレビシリーズと誉も高いこの作品から! 本家「ブレイキング・バッド」をも凌ぐ完璧なスピンオフ 2015年、『ブレイキング・バッド』の前日譚にして、同作のサブキャラクターにすぎなかった弁護士ソウル・グッドマンを主人公...
配信ムービー・ピックアップ・レビューその2 『マーベラス・ミセス・メイゼル』 Amazon Prime Videoにてシーズン1~3を独占配信中 数ある配信ムービーのなかから、選りすぐりの作品のレビューをお届け。文筆家・長谷川町蔵氏によるオススメ第2弾は、2020年代のロマンティック・ コメディを牽引していく女優によるによるシリーズ! 幸せな主婦がひょんなことからコメディアンの道に!? 1958年のニューヨーク。アッパーウエストの高級マンションに住む専業主婦で二児の母でもあるミ...
配信ムービー・ピックアップ・レビューその1 「ルディ・レイ・ムーア」 Netflix映画『ルディ・レイ・ムーア』独占配信中 数ある配信ムービーのなかから、選りすぐりの作品のレビューをお届け。文筆家・長谷川町蔵氏によるオススメ第1弾は、あの人気コメディアンが放つ伝記映画! エディ・マーフィが久々に主演作で魅せる”深み” 1970年代のロサンゼルス。 40代になってもいっこうに芽が出ないR&B歌手のルディ・ レイ・ムーアは、ホームレスの老人が喋るホラ話を...
今こそ恐怖に打ち勝つ映画をお家で! スティーヴン・キング原作で贈る 最恐のトラウマ克服映画「ドクター・スリープ」 1980年当時、ジャック・ニコルソンの狂気の父親像で話題をさらった映画「シャイニング」の40年後を描き、惨劇の生存者・ダニーが大人になって仲間を集い、再び恐怖と対峙する映画「ドクター・スリープ」。今、このコロナウイルスの恐怖に怯えないよう、また人類が直面している危機に打ち勝つ強い心を持つために、今こそ、スティーヴン・キング原作で贈る「ドクター・スリープ」を始めとする“ト...
草彅剛「今まで演じてきた中で一番クズな役かもしれない」 市井昌秀監督と草彅剛の熱い思いが詰まった、人間くさい家族の物語 市井昌秀が、12年間温めてきた『両親への想い』を込めたオリジナル脚本の監督作「台風家族」。葬儀屋だった両親が銀行強盗を働き、奪った2千万円と共に姿を消して10年。時効を機に両親を亡きものとして葬儀を行うべく、肉親の事件によって人生を狂わされた鈴木家の4兄妹が、久々に実家で顔を合わせる。長男の妻と娘、長女の恋人までも揃った鈴木家では、それまでの確執や遺産を巡る様々な思惑と感情が交...
ウィル・スミスと映像革命のコラボ! ハイクオリティSFアクション (C)2019, 2020 Paramount Pictures. 様々な技術の進化により、革新的なSF映画が次々と生み出されている昨今。今回は、自身のクローンとその裏に潜む巨大な組織に立ち向かう男を描いた『ジェミニマン』を始め、役者陣の迫真の演技と最新技術の融合によって実現されたハイクオリティなSFアクションをピックアップ! 見どころと共にご紹介します。 自身のクローンに立ち向かう迫力バトルアクション 映画「ジェミ...
卒業の季節。新たな門出に観たい映画 ©Disney. 卒業式シーズン真っ只中。コロナウイルスの影響もあって式自体も自粛となっている学校も多いと思います。記念すべき日に残念な思いをされているかもしれませんが、新しい門出を迎えた皆さんに是非お薦めしたい映画をピックアップしました。ポップなミュージカル映画から、しっとりとしたヒューマンドラマで、それぞれの見どころと合わせてご紹介します! ディズニー・チャンネルで人気を博した大ヒットミュージカルの劇場版! 映画「ハイスクール・ミュージカル/...
この問題は「表現の自由」の侵害として裁判へ 真利子哲也監督の「宮本から君へ」はキネマ旬報ベスト・テンの3位に選出され、池松壮亮が主演男優賞を受賞するなど、2019年度を代表する秀作の一本である。文化庁所管の日本芸術文化振興会(芸文振)の審査を経て、1千万円の助成金交付が内定していた。 「負けてたまるか」は河村光庸プロデューサーのいまの心情だろう ところが、出演者の一人、ピエール瀧が麻薬取締役法違反で3月に逮捕され、6月には有罪判決を受けた。芸文振は7月、瀧が出演しているという理由で...