オール韓国ロケ!池松壮亮、オダギリジョーが繰り広げる兄弟の絶妙な掛け合い 「川の底からこんにちは」(10)で商業映画デビューを果たして以降、コンスタントに作品を発表し続けている石井裕也監督。映画界が苦しいなかでも昨年は2本を無事に世に送り出した。コロナ禍による衝動で生まれた「茜色に焼かれる」(Blu-ray&DVDリリース中)、そしてもう1本は3年という時間をかけ、自身初となるオール韓国ロケに挑んだ意欲作「アジアの天使」(2月2日Blu-ray&DVDリリース)。言葉が通じないからこそ自分の本質...
“普通のセールスマン”が突然スパイに⁉ 衝撃の実話を映像化した「クーリエ:最高機密の運び屋」 「追想」のドミニク・クックがメガホンを取り、ベネディクト・カンバーバッチが製作総指揮も兼ねた主演作「クーリエ:最高機密の運び屋」のBlu-ray&DVDが1月21日(金)にリリースされる。東西冷戦下、米ソ間の核武装化が激しさを増していた1962年。人類が第三次世界大戦に最も近付いたと言われる“キューバ危機”の裏で奔走した2人の男の真実とは――。 ある日突然、CIAとMI6から“運び屋(クーリエ)”に任命...
“今だから観たい!” コロナ禍の日本を真正面から描いた愛と希望の物語「茜色に焼かれる」 新型コロナウイルスの登場は、私たちの生活を一変させたが、映画業界にとってもその衝撃は大きかった。経済的な問題だけでなく、作り手に与えたと思われる精神的な影響も想像に難くない。そして、コロナ禍でなければ誕生しなかったであろう一本が石井裕也監督作「茜色に焼かれる」だ。 石井監督がコロナ禍でどうしても撮りたかった映画 7年前、交通事故で夫を亡くした田中良子(尾野真千子)は、中学生の息子をひとりで育てていた。経営して...
日本でも原爆開発の事実があった。柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が「太陽の子」に込めた思い 被爆国の日本が、戦争で原子爆弾を初めて使う側になっていたかもしれなかった……。そんな太平洋戦争末期の日本の原爆開発の史実を基に、その研究に没頭する若き科学者、彼の弟の軍人、兄弟の幼馴染女性の3人を中心に、時代に翻弄された若者たちの等身大の姿を描いた青春群像「映画 太陽の子」。そのBlu-ray&DVDが1月7日にリリースされる。 日本でも研究されていた原爆開発の事実 太平洋戦争末期、日本の原爆開発は「F研究」...
1974年12月1日、「映画の日」に制定された城戸賞が今年、47回目を迎えた。映画製作者として永年にわたり日本映画界の興隆に寄与し、数多くの映画芸術家、技術家等の育成に努めた故・城戸四郎氏の「これからの日本映画の振興には、脚本の受けもつ責任が極めて大きい」との持論に基づき、新しい人材を発掘し、その創作活動を奨励することを目的とした本賞。これまでも「のぼうの城」(11)、「超高速!参勤交代」(14)など受賞作が映画化され大ヒットした例もあることから、本賞への注目度は映画界の中でも圧倒的に高い。ただ...
1974年12月1日「映画の日」に制定され、第47回目を迎えた優れた映画脚本を表彰する城戸(きど)賞。本年度は、対象337作品から準入賞に「グレー」と「寄生虫と残り3分の恋」の2作品が選ばれました。 ダンスとピアノ。トランスジェンダーとパニック障害。二つの出会いが生む物語を描いた「グレー」のシナリオ全文を掲載いたします。 もう一つの準入賞作品「寄生虫と残り3分の恋」の全文はこちらから、お読み頂けます。 タイトル「グレー」生方美久 あらすじ ダンス講師のアルバイトをしている乙黒春は...
1974年12月1日「映画の日」に制定され、第47回目を迎えた優れた映画脚本を表彰する城戸(きど)賞。本年度は、対象337作品から準入賞に「グレー」と「寄生虫と残り3分の恋」の2作品が選ばれました。 自己欺瞞・モラトリアムなどから覚醒する三人三様の姿をLGBTを絡ませて描いた「寄生虫と残り3分の恋」。そのシナリオ全文を掲載いたします。 もう一つの準入賞作品「グレー」の全文はこちらから、お読み頂けます。 タイトル「寄生虫と残り3分の恋」 一戸慶乃 あらすじ 大学中退以来、定職に就いたことのない奈...
2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げる定期連載記事を、本キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時配信いたします。 衛星劇場の協力の下、みうらじゅんがロマンポルノ作品を毎回テーマごとに紹介する番組「グレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」の過去の貴重なアーカイブから、公式書き起こしをお届けしたします。(隔週更新予定) ■2015年6月放送 「女教師」 どうも、みうらじゅんと申します。「グレイ...
タブー視されがちな障がい者の性にも踏み込んだ作品「37セカンズ」 新型コロナウイルスの感染拡大によって、劇場公開が見送られたり、公開したものの思うように観客動員できずに沈んでしまった映画は少なくない。2020年2月に劇場公開が始まった「37セカンズ」もコロナ禍の影響を受けたものの、強い生命力を宿していた。口コミで話題が広まり、ネットフリックスによる世界配信もあり、広く愛される作品へと育った。(現在Blu-ray&DVDリリース中) 障がいを持つ主人公が繰り広げる刺激に満ちた冒険 23歳になるユマ...
2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポルノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。 今回は、「キネマ旬報」1975年9月上旬号より、寺脇研氏による「プロフェッショナル藤田敏八」の記事を転載いたします。 1919年に創刊され100年以上の歴史を持つ「キネマ旬報」の過去の記事を読める貴重なこの機会をお見逃...