エッフェル塔の建設に秘められた愛の物語。ロマン・デュリス主演「EIFFEL」
パリのシンボル〈エッフェル塔〉の建設に挑んだギュスターヴ・エッフェルの愛と情熱の物語を、ロマン・デュリス主演で描く「EIFFEL」(原題)が、〈フランス映画祭2022 横浜〉(12月1日~4日開催)のオープニング作品として上映され、セレモニーにマルタン・ブルブロン監督とロマン・デュリスが登壇することが決定。そして2023年3月3日(金)より、新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで全国公開される。

高さ300m・100%鉄製という当時としては異例ずくめのエッフェル塔の建設に挑んだギュスターヴ・エッフェル。華々しいスタートを切ったものの、完成までは茨の道だった。環境・景観破壊を理由にパリ市民や芸術家、さらにはバチカン教皇までが反対キャンペーンを展開。そして資金は不足し、建設中止の危機に追い込まれる。
それでもエッフェルが諦めなかったのはなぜか、いかに難題をクリアしていったのか──。製作陣は実在したある女性から想像を広げ、“偉業を成し遂げる原動力は、愛する人への思いだった”という美しい物語に仕立て上げた。
ギュスターヴ・エッフェルを演じるのは、「真夜中のピアニスト」「タイピスト!」「キャメラを止めるな!」のロマン・デュリス。エッフェルとの情熱的な恋愛に身を投じるアドリエンヌ役は、「ナイル殺人事件」や実写版「バービー」のエマ・マッキー。監督・脚本は新たな「三銃士」映画版に抜擢されたマルタン・ブルブロン。音楽は「グランド・ブダペスト・ホテル」と「シェイプ・オブ・ウォーター」でオスカーを獲得したアレクサンドル・デプラが担当する。
困難な建築と燃える愛。2つの奇跡を描くヒューマン・ラブストーリーに期待したい。

Story
アメリカの〈自由の女神像〉の制作に協力したことで、名声を得たギュスターヴ・エッフェル(ロマン・デュリス)。世間は3年後の1889年に開催される〈パリ万国博覧会〉の話題でもちきりだった。そのシンボルモニュメント制作のコンクールには全く興味のなかったエッフェルだが、パーティーの席で大臣に強く参加を要請される。さらに、久々に再会した友人で記者のアントワーヌ・ド・レスタック(ピエール・ドゥラドンシャン)の妻・アドリエンヌ(エマ・マッキー)から「大臣と同感です。ぜひ見てみたい。野心作を」と言われ、エッフェルは突然「ブルジョワも労働者も皆が楽しめるように、パリの真ん中に300mの塔をすべて金属で造る」と宣言する。初対面のふりをしたレスタックの妻は、実はエッフェルにとって忘れられない女性だった──。
「EIFFEL」(原題)
出演:ロマン・デュリス、エマ・マッキー、ピエール・ドゥラドンシャン、アルマンド・ブーランジェ、ブルーノ・ラファエリ
監督:マルタン・ブルブロン 脚本:カロリーヌ・ボングラン 音楽:アレクサンドル・デプラ 編集:ヴァレリー・デシネ 美術:ステファン・タイアゾン
2021年/フランス・ドイツ・ベルギー/フランス語/108分/シネスコ/字幕翻訳:橋本裕充/R15
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ
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