近藤亮太監督×くるむあくむ脚本の“参列型”ホラー「〇〇式」、著名人コメント公開

「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の近藤亮太が監督、ホラー作家のくるむあくむが脚本を担い、二人の男が足を踏み入れた“式”の不穏な様相を描いた「〇〇式」が、6月27日(金)より下北沢K2で先行公開、7月4日(金)より全国で順次公開される。ホラー発信者をはじめとする著名人のコメントが到着した。

 

 

二人の男が撮影バイトとしてやってきた、とある式。穏やかに進行するものの、どこかおかしい。膨らむ違和感は、逃れられない“何か”へと姿を変えるのだった──。

 

〈コメント〉

〇〇式という不思議なタイトル。
〇はなにを意味しているのか。
どうして二つあるのか。
観終えたとき、それが「わかってしまった」ように思います。
──背筋(作家)

人間社会の儀礼において、「式」の本質は「表明」にある。
三々九度も焼香も、それをすることが目的なのではなく、「わたし(あなた)が、今、それをした」という証憑を、参列者が相互に確認する目的で行われるものだ。
だとすれば。
我々は、今、何を確認させられたのだろうか。
──梨(作家)

不穏で斬新、でもどこか理解できてしまう人間の弱さと悍ましさ。
好きも嫌いも入り混じる二人の行く末に、ドキドキしっぱなしでした。
あと九十九さん、上手すぎだろ。。。
──ポンゴ シークエンスはやとも(芸人)

得体の知れない物語に、ただただ引き込まれました。
“〇〇式”とは何か?一定の作法を伴いながらも、常識を越えた儀式。
不穏な静けさとじわじわと滲む狂気が、深く心に残ります。
──寺内康太郎(フェイクドキュメンタリーQ)

ホラーが変わりつつある。
いや、ホラーなのか!?
もはやジャンルやカテゴリーなど意味を成さないのかもしれない。
本式が始まれば、あなたは〇〇を問われ続ける…そこに何を観るか?
まさに“近藤亮太”式でもある……「式」って何だ?気味悪い……
──清水崇(映画監督)

カメラに映らない情念のような気配が全編に立ちこめている。ホラー作品としてミステリー作品として上質でありながら、想いという形のない透明なものを映画にして封じ込めた人間ドラマだ。
──乙一(作家)

思うに式というものは、元来、見えない何かに対して捧げるものである。
そして、その捧げるが届いているかわからないものである。だから良いのである。でもこの○○式は届くのである。そんな世界は怖いのである。
──男性ブランコ 平井まさあき(芸人)

徐々に輪郭は捉えられてくるものの、「言葉としての意味」は分かるのに「本当の意味」が分からないというのが本当にキショくてむず痒くて怖いです!
──マユリカ 中谷(芸人)

“式”のビデオ撮影をしている主人公は、式の参列者ではないけど「その場」にいる人。
それって、映画を観ている私たちのことなんじゃ……。
観ちゃいけない映画なら、観ちゃいけない映画って先に言っといてください!
──春とヒコーキ 土岡(芸人)

この式を行なったことで、誰が一番幸せになって誰が一番不幸になったのか。そんな事を考えていたら深夜3時でした。
──オウマガトキFILM ヒロ

静かで不安で不気味な41分。
なんの式だろうかと考えているうちに作中の式に取り込まれていた。
これは夢を夢と認知できないで受け入れているあの感覚と似ている。
観客はこのタイトルの〇〇に何を当てはめるのだろうか…。
──コウイチ(動画クリエイター)

『式』というのは日常の中にある非日常だと思う。
しかしその非日常も形式化され日常になってしまった。
そんな日常の中に溶け込んだ非日常を改めて意識させる作品だった。
──都市ボーイズ 岸本

人生で最も幸せな場であるはずの“あの式”が、こんなにも異常で、不気味な空間になるなんて…。
今日も日本のどこかで、頭のイカれた式を誰かが挙げているのかと思うとゾッとする。
どうか、私には招待状を送らないでください。
──オカルトエンタメ大学

“式”ってすごく人間的な営みで、結婚式でも葬式でも入学式でも人間らしさを感じるけど、『○○式』ではほかの式とは全く違うプロセスで、でも同じような人間らしさを感じました。式はいつもだれかのために執り行われる。
──南極 こんにち博士(劇作家)

ふたつの〇がある。
ひとつは「愛は人にこんなことまでさせる」という〇。
もうひとつは「憎しみは人にこんなことまでさせる」という〇。
それらがベン図のように重なるとき『〇〇式』は執り行われる。切実でおぞましい。
──木下龍也(歌人)

静かで幻想的な41分の中で、不穏、緊張、驚愕、恐怖の感情が揺れ動く。
本作はそれをホラーじみた暗闇に頼らない。
静謐を湛えた「光」で描く。
ホラーという狭い檻から物語を解き放つ、近藤監督から目が離せない!
──夜馬裕(怪談師/作家)

この前、祖母が亡くなった。
後に友人から言われたんです。
「お葬式は故人への哀しみを紛らわせる側面もあるんだって」
確かに最中は哀しい気持ちを忘れてた。
この「○○式」にはどんな側面と、意味があるのか。
あなたもこの映画を観ることで“この式”に参列することになる。
きっと、その側面と意味を体験する。
──木根緋郷(怪談師/怪談作家)

とある“式”の話を描く物語。
違和感に気づいた時にはもう遅い。
観終わった後でも、この陰鬱な気持ちは晴れない。
安心してください。
41分間、最後まで不気味です。
──ごだか(奇妙なゲーム紹介)

式というものは人生の節目節目に加護を仰ぐ神聖なもの。
だからこの“式”もまた、福音をもたらすものなのです。
たとえそれが誰かにとって吉凶禍福が反転するものであっても。
参列すれば、それがわかります。
──野水伊織(映画感想屋声優)

不気味で気持ち悪い。
けど、なぜだろう。
「○○って良いな」と感じる不思議な心地よさがあって、そう思ってしまったことが最も怖かった。
──ジャガモンド斉藤(映画紹介人・芸人)

得体の知れない空気感が満ち満ちた41分の中編作品を、映画館で楽しめるがまずもって素晴らしいです。余白が多い故に鑑賞後の日常にまで侵食する恐ろしさを感じています、今も。
──六本木 蔦屋書店 WATCH PLAN

 

 

「〇〇式」

監督:近藤亮太
脚本:くるむあくむ、近藤亮太
出演:九⼗九黄助、吉⽥ヤギ、畦⽥ひとみ、浅沼成、⻫藤應之介、吉⽥悟郎、辻本耕志
製作・配給:NOTHING NEW
©2025 NOTHING NEW
公式サイト:https://nothingnew.film/marumarushiki/

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