ロシアの次世代クィア・アーティストを追った「クイーンダム/誕生」、著名人コメント公開

LGBTQ+が弾圧されるロシアに現れた次世代クィア・アーティスト、ジェナ・マービンを追ったドキュメンタリー「クイーンダム/誕生」が、1月30日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開される。著名人のコメントが到着した。

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クィアであることが弾圧されるロシア マガダンの日常。それらを日本のそう遠くない未来としてこの映画を観た。ロシアの重い曇り空、そしてそこに漂うきな臭い空気は私たちへの警報なのだろう。
──飯塚花笑(『ブルーボーイ事件』映画監督)

画面の中の厳しい冷たさが、私のどこにも傷が付いていないはずの体に傷を見つけ、そこを侵食してシクシクと痛みだしたように感じた。私たちは、ただ生きているだけで亡命しなくてはならない同じ世界線で生きているのだと目前に突きつけられた。
──イシヅカユウ(モデル・俳優)

辛い経験があるからこそ創造力が生まれ、否定されるからこそ人は何かで自分を表現し、国が誤った方向へ向かうからこそ声を上げる。でも、家族は判ってくれない。本作はジェナという一人の人間の個人的な物語だけでなく、誰もが抱える普遍的な物語だ。
──江川知弘(作家)

ロシアでは絶対に公開できないロシアの映画で、本編の後も、SNSなどで楽しむことができる特別なドキュメンタリーです。主人公ジェナ・マーヴィンを発掘した監督の慧眼もお見事。もちろん、ジェナ自身の活躍も見事です。そのブッ飛んだ姿を、また別の映画で見られることも、それほど先ではないでしょう。
──駒井尚文(映画.com編集長)

ホームとは何か。移動とは何を奪い、何を与えるのか。映画『クイーンダム/誕生』は、沈黙や暴力が支配する世界に抗う。境界線の上に立つジェナが、排除の闇の中へと放つ「表現」は、声となり、身体となり、生き延びるために辿り着いた、ただひとつの居場所になる。
──潟見陽(loneliness books)

ただ、
ありのままの自分を
抱きしめて欲しかった。
これは、クィアとして生きる孤独が
どこまでも美しく狂おしく
真っ直ぐに写された、命の記録。
──辻愛沙子(株式会社arca CEO/Creative Director)

ロシアという大きなクローゼット。黙っていれば、「いないこと」にされる。
傷を負いつつもジェナが街に出ることはそれ自体、権力に対する抵抗なのであろう。
──安野直(ロシア文学・ジェンダー研究者)

「クイーンダム/誕生」

監督:アグニア・ガルダノヴァ
製作:イゴール・ミャコチン、アグニア・ガルダノヴァ
主演:ジェナ・マービン
2023年/フランス・アメリカ/ロシア語/91分/シネスコ/カラー/5.1ch
原題:QUEENDOM 日本語字幕:浅野倫子
配給:Elles Films 協力:吉森崇夫
© 2023 GALDANOVA FILM, LLC ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:ellesfilms.jp/queendom

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