新鋭・志萱大輔監督の初長編。記憶を揺らがせながら《今》を見つめる「猫を放つ」
「春みたいだ」「窓たち」の志萱大輔監督が初長編として、すれ違いや記憶の揺らぎを経ながら今の“幸せ”の輪郭を探していく人々を描いた「猫を放つ」が、5月2日(土)よりユーロスペースなどで順次公開される。ビジュアル(ロンドンを拠点とするアートディレクターのRakがデザイン)と特報映像が到着した。

写真家である妻マイコとの距離に悩む音楽家のモリは、旧友のアサコと思いがけず再会。とうに過ぎ去った愛情を呼び起こす二人だが、期待や欲望を含んだ記憶はぼやけて歪み、都合よく書き換えられて現れる。そして長い散歩の終わりに、モリとアサコはすでに軌道を外れた二つの人生と、それぞれが立つ《今》を見つめ直すことに──。
モリ役はアーティスト〈soma〉としても活動する藤井草馬、マイコ役は「息を殺して」の谷口蘭、アサコ役は「オーガスト・マイ・ヘヴン」の村上由規乃が務める。作品は第30回釜山国際映画祭コンペティション部門と第26回東京フィルメックスのメイド・イン・ジャパン部門に出品された。
〈コメント〉
藤井草馬
コロナ禍を経て長い時間をかけて作ったこの作品が遂に日本で劇場公開される事、とても嬉しく思います。
監督やスタッフ関わって頂いた皆様の尽力に感謝します。
森やそれぞれの登場人物たちの変化、そして監督がこの作品に込めた想いが観客の方々にどんな風に届いていくのか今からとても楽しみにしています。
是非劇場でご覧ください!
村上由規乃
この作品がいよいよ劇場公開を迎えること、とても嬉しく思います。
7年前に始まり、数年間の空白を経て変化していったこの物語は、志萱監督の想いや過ごした日々の詰まった作品になったのだと感じています。
これから観ていただく方々がどんな風に感じてくださるのかとても楽しみです。
谷口蘭
同じ時間を過ごしても感じることは人によって違ってたり、似たようなものだったり、色々な感情があって、そんな当たり前なことを再確認して、人間であることが愛おしくなりました。観てくれた方々がどう感じるのか楽しみです。

「猫を放つ」
監督・脚本:志萱大輔
出演:藤井草馬、村上由規乃、谷口蘭、望月めいり、宮原尚之、カトウシンスケ、菅原大吉、古矢航之介、佐藤ケイ
プロデューサー:板谷洋
撮影:平井諒、三代郁也 照明:颯輝
サウンドデザイン:荒川翔太郎 録音:庄野廉太朗
助監督:志筑司、川名正人 制作担当:古市あきほ
衣裳:松井弥樹 ヘアメイク:仙波夏海
編集:坂田貴大 VFX:潮杏ニ カラリスト:有賀遼
スチール:志村颯 アートディレクター:Rak 音楽:soma
制作プロダクション:HUT Pictures 配給・宣伝:イハフィルムズ
英題:Leave the Cat Alone
2025/ステレオ/カラー/1.85:1/102min
© 2025 “Leave the Cat Alone” Film Partners
公式サイト:https://hutpictures.jp/Leave_the_Cat_Alone/
