人物代行サービスを描いたオーストリア発ブラックコメディ「PEACOCK/ピーコック」
理想の自分を演出するため、人々は彼を“レンタル”する──。オーストリア出身のベルンハルト・ウェンガー監督が長編デビュー作として、日本の《友達代行サービス》を取材して制作した「PEACOCK/ピーコック」が、7月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。ポスタービジュアルと特報映像が到着した。

完璧な息子、教養ある恋人、デート中にヒーローになりたい人のためのチンピラ役──。〈マイ・コンパニオン〉は、どんな状況にも対応する人物を提供する代理店だ。そのトップパフォーマーであるマティアスは、日々さまざまな人格を生きている。だが恋人ソフィアに「本当のあなたを感じない」と告げられたことで、彼の仮面は剥げ落ちていく。さらにクライアントとの想定外の出来事をきっかけに歯車が狂い出し、虚実の境界が曖昧になっていく──。
主人公マティアスを演じるのは「西部戦線異状なし」(2022)のアルブレヒト・シュッフ。作品は第81回ヴェネチア国際映画祭の批評家週間に出品され、第98回アカデミー賞では国際長編映画部門オーストリア代表に選ばれた。アイデンティティの喪失や表層的な人間関係といった現代的テーマに切り込んだブラックコメディに注目したい。
「PEACOCK/ピーコック」
監督:ベルンハルト・ウェンガー
出演:アルブレヒト・シュッフ、ユリア・フランツ・リヒター、テレサ・フロスタ・エッゲスボ
オーストリア・ドイツ/2024年/102分/カラー/ドイツ語・英語/スコープ/5.1ch/G
原題:Pfau - Bin ich echt? 日本語字幕:常磐彩 字幕監修:サミュエル・ドロン
協力:オーストリア文化フォーラム東京 配給・宣伝:カルチュアルライフ
© 2024 NGF GEYRHALTERFILM CALA FILM ZDF/ARTE.
公式サイト:https://culturallife.co.jp/peacock
