「リップヴァンウィンクルの花嫁」10th Anniversary Special Screening レポート
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映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の劇場公開10周年を記念して、特別イベント【「リップヴァンウィンクルの花嫁」10th Anniversary Special Screening】が6月13日(土)に東京有楽町の丸の内ピカデリーにて開催された。
本編上映後に岩井俊二監督が登壇し、「毎年、“七海誕生祭”としてファンの皆様と交流を続けてきたおかげで、今年10周年を迎えることができました」と会場に集まったファンへ感謝の言葉を述べた。舞台挨拶では、「公開10周年」にちなんで「10の質問」が募られ、主演の黒木華をはじめ、綾野剛、Coccoといったキャストのほか、本作への愛を公言する脚本家の野木亜紀子、俳優の森七菜などの著名人からメッセージや質問が寄せられた。
綾野からは、岩井監督へのメッセージとともに、「今後描きたい題材や、今現在映画に求めていることは何ですか」といった質問が寄せられたほか、Coccoからは、「20年も30年も前、もしかしたら生まれる前の話に思えるくらい、作品に参加した経験が夢のようで、実感がわいていない」と、改めて作品に対しての想いがあふれるメッセージが寄せられた。
その後、野木からは「人物造形の際に気を付けていることなどあれば教えてください」と脚本家ならではの質問が、森からは「30年にわたり、岩井監督を映画作りに突き動かしている原動力は何ですか」といった質問が寄せられた。
最後に、黒木からはVTRが届き、「10周年を迎えて本当に嬉しいです。これからも、皆様の心に残り続ける作品であることを願っています」と想いを語った。さらに、「10年後、岩井監督はどんな作品を作っていると思いますか」との質問が読み上げられると、岩井監督は「変わらず映画を作り続けたい思いはありますが、何かしらの変化もなければいけないと考えていますので、これまでとは違うアプローチをしていきたいです。いま頭に浮かんだイメージは、砂漠で8mmフィルムを回している自分の姿です。日本ではないどこかで、思いがけないものを撮っていられたらいいな」と回答し、新たな未来を予感させる温かな余韻が会場を包み込んだ。
舞台挨拶後のフォトセッションにて、本作を象徴する「ねこかんむり」を掲げた来場者と岩井監督との記念撮影が行われると、会場は一体感に包まれ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
今回の特別イベント【「リップヴァンウィンクルの花嫁」10th Anniversary Special Screening】の模様は、8月に日本映画専門チャンネルにて、「リップヴァンウィンクルの花嫁」<4Kアップグレード版>のTV初放送と共に放送される。

岩井俊二監督からのコメント!!
本日はこのように貴重な機会をいただき、大変感謝しています。これだけ多くの方にお集まりいただき感無量です。数ある自分の作品の中でも、皆様に毎年祝っていただける不思議な映画は「リップヴァンウィンクルの花嫁」しかなく、特に愛しい作品だと本日改めて思いました。ここまできたら、いつまでも皆様と一緒に祝っていきたいです。
これからも、よろしくお願いいたします。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」<4Kアップグレード版>
※8月22日(土)よる9時30分 TV初放送
【「リップヴァンウィンクルの花嫁」 10th AnniversarySpecial Screening】舞台挨拶の模様もあわせて放送予定!
■監督・脚本・原作:岩井俊二
■出演:黒木華、綾野剛、Cocco、原日出子、地曵豪、和田聰宏、毬谷友子、佐生有語、夏目ナナ、金田明夫、りりィ
■あらすじ: 舞台は東京。派遣教員の皆川七海(黒木)はSNSで知り合った鉄也と結婚するが、結婚式の代理出席をなんでも屋の安室(綾野)に依頼する。新婚早々、鉄也の浮気が発覚すると、義母・カヤ子から逆に浮気の罪をかぶせられ、家を追い出される。苦境に立たされた七海に安室は奇妙なバイトを次々斡旋する。最初はあの代理出席のバイト。次は月100万円も稼げる住み込みのメイドだった。破天荒で自由なメイド仲間の里中真白(Cocco)に七海は好感を持つ。真白は体調が優れず、日に日に痩せていくが、仕事への情熱と浪費癖は衰えない。ある日、真白はウェディングドレスを買いたいと言い出す。
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