青山真治が遺した長編小説『死の谷’95』が、菅田将暉の初監督・主演で映画化
青山真治監督が遺した長編小説『死の谷’95』を、同氏と「共喰い」で組んだ菅田将暉が初監督および主演を務めて映画化することが決定した(2027年に公開予定)。

大学教授である兄の一郎と、何者でもない弟の次郎が再会。一郎の妻である直美の素行調査を依頼された次郎は、海辺のホテルを訪れる。そこで目にしたのは、霧に包まれた海へ消えていく直美の後ろ姿だった。数年後、探偵業を営む次郎は元自衛官の鹿群より、失踪した幸子という女性を探してほしいと依頼される──。
注目の演出家・山田健人が共同監督を務め、多摩美術大学で青山の教えを受けた甫木元空が脚本で参加。青山作品「サッド ヴァケイション」「共喰い」を手掛けた甲斐真樹がプロデュースする。
〈コメント〉
菅田将暉
青山さんが亡くなった翌年、映画『共喰い』のみんなでご飯に行きました。
その時、プロデューサーの甲斐さんに渡された本が「死の谷’95」でした。
青山真治監督は、僕の人生を変えた人です。
また一歩思わぬ方向へ、人生を変えられてしまいそうです。
嬉しいやら悲しいやらもうぐっちゃぐちゃです。
そんな想像を絶する旅に、山田健人を巻き込み、元々、青山真治に人生を翻弄されている甫木元空も巻き込み、他スタッフ・キャスト色んな人を巻き込み巻き込み、現在、映画制作の準備をしています。
主演、監督、脚本、と、未知数な日々ですが、青山組を思い出しつつ、山田監督とフレッシュに、映画を楽しもうと思っています。
こんな機会を頂けて、感謝しています。
まずは目指せクランクインなのですが、映画館でお会いできる日を楽しみにしています。
山田健人
長編映画に向き合う日々はなにもかも学びの日々です。
今回ご一緒するキャストやスタッフの皆さんからもらった分だけ、私からも皆さんにお返しできるよう、まずは目の前のことに集中するのみです。
もちろん演出家としての自分の知見も最大限発揮して、文字通り面白い作品にできたらなと思っております。
この経験を経て自分もまた成長できる予感がしていて、楽しみです。青山さんありがとうございます。
「死の谷’95」
主演:菅田将暉
監督:菅田将暉、山田健人
脚本:甫木元空、菅田将暉、山田健人
原作:青山真治「死の谷’95」(講談社文庫刊)
企画・プロデューサー:甲斐真樹
制作プロダクション:スタイルジャム
配給:ツインエンジン、ヨアケ
宣伝:ミラクルヴォイス
©青山真治/講談社・2027『死の谷'95』製作委員会
