孤高のミュージシャンの人生と音楽に迫る「ジュディ・シル 贖罪のシンガーソングライター」
1970年代にたった2枚のアルバムを遺し、35歳で夭折したアメリカのシンガーソングライター、ジュディ・シル。その波乱万丈な人生と音楽的才能に迫ったドキュメンタリー「ジュディ・シル 贖罪のシンガーソングライター」が、10月23日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。メインビジュアル、予告編、著名人のコメントが到着した。

薬物中毒で荒れた青春時代を過ごしながらも、音楽の才能を磨いていったジュディ。1971年にデヴィッド・ゲフィンが設立したアサイラム・レコードの第1号アーティストとして、アルバム『ジュディ・シル』でデビューする。同作は高く評価されるも商業的に振るわず、彼女は業界からフェードアウトし、やがて悲劇的な死を迎えた。
そんなジュディの軌跡を、日記や楽譜、当時の記事、アーカイブ映像や写真、彼女の直筆の絵をもとにしたアニメーションを織り交ぜて辿る本作。同世代ミュージシャンのジャクソン・ブラウン、グラハム・ナッシュ、JDサウザー、リンダ・ロンシュタット、そして影響を受けた若い世代のナタリー・メーリング、ビッグ・シーフ、フリート・フォクシーズらも登場し、ジュディの音楽の魅力と人物像を語っていく。
アメリカのフォークやカントリーをベースに、バロックや宗教音楽の要素をちりばめ、静謐で美しいメロディを紡いだジュディ。その未発表音源をジム・オルークはミックスし、アルバム『ドリームズ・カム・トゥルー』としてリリースした。ジュディの曲をカヴァーしたクラムボンやBRAHMAN、さらにスピッツの草野マサムネなど、日本のミュージシャンにもファンが多い。
〈著名人コメント〉
坂本美雨
彼女が信じ、求め続けた音楽による救済を、私も信じてやまない。
そして多くの人々が、今こそ、彼女の音楽を必要としているはず。
原田郁子(clammbon)
映画をみるのがこわかった。きっと苦しくなるだろうと思ったし、多くを知らずとも、これまで何度も助けられてきた。けれど、みた。みることができて、よかった。あまりに正直に、激しく、懸命に、もがく。痛みを鎮めるように、曲をつくり、歌う、奏でる。その響きは、なんて美しいんだろう…。音楽は、彼女のspiritそのものだった。
草野マサムネ(スピッツ)
これまで「薄幸な天才肌のシンガーソングライター」という勝手なイメージを抱いてましたが、むしろ職人気質で、自信を持って良質な歌を届けてくれてたんですね。恋愛にまつわる話も興味深く、後追いファンにとっては謎の多いアーティストだっただけに、知らなかった彼女の色んなエピソードに触れて、さらにその魅力にハマっています。
ジム・オルーク
数十年にわたり謎と伝説に包まれてきたジュディ・シル
この映画のお陰で、天才の音楽や言葉が、友人や同僚を通じて我々に明らかになる
中納良恵(EGO-WRAPPIN’)
ジュディ・シルの波乱に満ちた人生。
贖罪を果たすかのように生み出された果報。
人が神だと見紛うほどのジュディの歌声と曲の美しさに包まれる時、私たちは人生を肯定する。
歌う姿、話す声、寂しげな横顔、猟奇的な目つき。全てが尊く、そして儚い。
貴重な当時の映像と、彼女をよく知る人達のインタビューの数々。
映画化されるなんて!!
私にとって最高のギフトです。

「ジュディ・シル 贖罪のシンガーソングライター」
監督:ブライアン・リンドストローム、アンディ・ブラウン
製作総指揮:マヤ・ホーク
2022年/アメリカ/英語/91分/カラー
原題:Lost Angel: The Genius of Judee Sill 字幕:山口三平
配給:ディスクユニオン 劇場営業:トリプルアップ
© 2023 Onwards & Upwards LLC Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. In Japan
公式サイト:https://www.du-cinema.com/judee-sill
