カンヌ映画祭でパルム・ドール受賞。イランの巨匠ジャファル・パナヒが“報復殺人”の迷走を描く「シンプル・アクシデント/偶然」
第78回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、第98回アカデミー賞で脚本賞・国際長編映画賞(フランス代表)にノミネート。イランの巨匠ジャファル・パナヒ監督が、かつて不当に投獄された面々による“報復殺人”の行方を描いた「シンプル・アクシデント/偶然」が、10月28日(水)よりU-NEXTで先行レンタル独占配信中だ。〈※2027年1月27日(水)まで〉

ある夜、ワヒドが働く工房に、野良犬と衝突事故を起こした男が車の修理のためにやってきた。彼が義足を引きずる音を耳にしたワヒドは、血相を変える。かつて不当に投獄されたワヒドは、この男こそ自身を拷問した義足の看守のエグバルだと確信したのだ。ワヒドは翌日、男を尾行して拘束し、砂漠に生き埋めにしようとする。ところが男が人違いだと叫んだことで、迷いが生じる。ワヒドは刑務所で目隠しをされており、エグバルの顔を見たことがなかった。男の正体を確かめるべく、ワヒドは同じく拷問された面々を訪ねるが、事態は迷走していく──。
パナヒ監督自身の投獄された経験、および同様の事態に直面した人々の声をもとに撮られた本作。「チャドルと生きる」でヴェネチア国際映画祭金獅子賞、「人生タクシー」でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞していた監督は、今回のパルム・ドールにより世界三大映画祭すべてで最高賞獲得という偉業を達成した。スリルとユーモアを交差させてイラン社会の現実を浮かび上がらせた、今まさに観るべき一本だ。
「シンプル・アクシデント/偶然」
監督・脚本・製作:ジャファル・パナヒ
出演:ワヒド・モバシェリ、エブラヒム・アジジ、マルヤム・アフシャリ、ハディス・パクバテン、マジッド・パナヒ、モハマッド・アリ・エリヤスメール
©LesFilmsPelleas
【配信開始日時】2026年10月28日(金)
【配信形態】先行レンタル独占配信〈2027年1月27日(水)まで〉:660円(税込)/2日間
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