名作ロマンポルノ「赫い髪の女」をいまおかしんじ監督が新たに映画化

中上健次の小説をもとにした名作ロマンポルノ「赫い髪の女」(監督:神代辰巳、脚本:荒井晴彦)が、「れいこいるか」のいまおかしんじ監督により新たに映画化される。行平あい佳、木村知貴、小原徳子、鳥羽潤が共演し、脚本は「花腐し」「つゆのあとさき」の中野太が担当。“日活ロマンポルノ55周年”プロジェクトの一環であり、2027年春に公開される。

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〈コメント〉

いまおかしんじ(監督)
赫い髪の女はあれからどうしていたのか。確か4歳と3歳の男の子を残して家を出たはずだ。子どもたちはどうしているのか。夫はどうしているのか。その夫の話にしたらどうかと脚本の中野さんが言った。コレなら『赫い髪の女』の返歌になると思った。
31年前、神代組の助監督についた。憧れの監督だった。メッチャ嬉しかったけど、メッチャ緊張した。案の定、現場はうまくいかなかった。21時までに終わってと言われてたのに、夜中になっても現場は終わらなかった。車イスの神代さんはシンドそうだった。その後すぐ神代さんは死んだ。何も返せないまま死んでしまった。ずっと後悔していた。アレから31年、ようやく恩を返せる。うまくいくかどうか分かんないけど、頑張ります。

中野太(脚本)
いまおかさんから「今度、『赫い髪の女』やるんだけど書かない?」と誘われた。来る仕事は断らないと決めていたし、いまおかしんじとやりたいとも思っていた。気負ったら書けなくなるのはわかっていたから、いつものようにやろうとしたが、筆が進まない。やっぱりプレッシャーを感じていた。
荒井晴彦と出会ったのが、僕が26歳で、荒井さんが47歳。清書係をやって弟子になって16年。今は僕が58歳になり、荒井さんは79歳になった。出会って32年も経ってしまった。ずっと荒井さんの生き方を見てきたし、あんなふうには生きられないとも思っていた。荒井さんがホンモノなら、僕はニセモノ。ならばニセモノにしか書けないことがあるんじゃないかと挑み、書き上げました。いまおかさんがどう仕上げるのか楽しみにしています。

「赫い髪の女」(仮題)

出演:行平あい佳、木村知貴、小原徳子、鳥羽潤
監督:いまおかしんじ 脚本:中野太 原作:「赫髪」中上健次
製作:日活 制作:レジェンド・ピクチャーズ
配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
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