ダンボール箱を頭から被り、都市を彷徨する箱男は、覗き窓から何を見るのか──。生誕100周年を迎えた安部公房が1973年に発表した小説『箱男』が、石井岳龍監督により映画化(2024年全国公開)。ワールドプレミアが行われる第74回ベルリン国際映画祭でのポスターが解禁された。 すべてから完全に解放された、人間が望む最終形態である《箱男》。ダンボール箱を頭からすっぽりと被り、都市を徘徊して覗き窓より世界を覗き、ひたすら妄想をノートに記述する。 カメラマンの“わたし”(永瀬正敏...
