イスラエルによるガザへの攻撃が続いていた2024年。イラン出身の映画監督セピデ・ファルシは、緊急で現地の人々の声を届ける必要性を感じていた。だがガザは封鎖され、足を踏み入れられない。そうした中で知り合ったのが、ガザ北部に暮らす24歳のパレスチナ人フォトジャーナリスト、ファトマ・ハッスーナだった。監督はファトマとのビデオ通話を軸にした映画を作ろうと決意し、画面越しの交流が始まる。ファトマは監督がガザを知るための目となり、監督はファトマと外の世界との架け橋となっていった──。両者の約1年間にわたるビ...
