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声なき声で鳴くクジラのように孤独な魂たち ベランダに佇む貴瑚(杉咲花)の表情は、眼前の海のように凪いでいる。田舎町での再出発——その矢先にひとりの子が現れた。髪は伸び放題で身体には虐待された傷痕。声を発さず、若い母親にムシと呼ばれるその子(桑名桃李)を、自身も母親に傷つけられていた貴瑚は面倒見ることに。そして、都会での荒波にもまれた貴瑚の過去がひもとかれる。それは、貴瑚を救い出したアンさん(志尊淳)をめぐる回想となる。 2021年本屋大賞を受賞した町田そのこの小説を原作に、家庭環境やセクシュアリ...

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