アートという海へ、一筋縄ではいかない道を探す 海辺へ行くのは簡単だ。坂道を曲がりながら下ればいい。そこはアーティスト移住支援を掲げた街。怪しげなアーティストたちをはじめ、さまざまな大人と子どもが暮らしているが、詐欺師や借金取りも現れて何やらおかしなことに——。三好銀の同名コミックを映画化した「海辺へ行く道」は、出会いと冒険、コメディとサスペンスを混ぜ合わせた夏色をスクリーンに塗っていく。 主人公は14歳の奏介(原田琥之佑)で、美術部員なのに演劇部のために絵を描き、新聞部のために取材する。そんな漂...
