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「蒲田行進曲」 5月のBS松竹東急に登場するのは、映画女優たちの代表作3本。「蒲田行進曲」(82)は、つかこうへいの同名戯曲を深作欣二監督が映画化したヒット作。映画の撮影所を舞台に、スター俳優の〝銀ちゃん〞(風間杜夫)と彼を慕う大部屋俳優のヤス(平田満)、銀ちゃんの恋人で売れない女優・小夏の三角関係を描いている。銀ちゃんの子どもを身ごもって、ヤスと結婚する小夏を演じたのが松坂慶子。銀ちゃんに捨てられた彼女を引き受けたヤスの純愛に心を動かされ、やがて彼を支えていく哀しくも可愛い女性を体当たりで演じ...
撮影:谷岡康則 ヘアメイク:新井克英 スタイリング:申谷弘美(Bipost所属) 1979年の公開時、日本中を感動の渦に巻き込んだ山本薩夫監督の「あゝ野麦峠」が、〈4Kデジタルリマスター版〉され、第37回東京国際映画祭で上映、さらに日本映画専門チャンネルにて1月12日(日)に4K化テレビ初放送される。この作品は山本茂実のノンフィクション作品を基に、明治時代後期の信州を舞台に、厳しい労働環境と苛烈な人間関係に耐えながら、製糸工場で働く工女たちの姿を描いた青春群像劇。ここでは主人公の工女・政井みねを...
「サンダカン八番娼館 望郷」 知られざる歴史の断面にスポットを当てた3作品が登場する。「サンダカン八番娼館 望郷」(74)は、山崎朋子のベストセラーノンフィクションの映画化。原作は明治から大正にかけて、家が貧困なために日本から東南アジアへと売られ、現地で〝からゆきさん〞と呼ばれた娼婦たちの実情に迫ったもの。映画は栗原小巻扮する女性の近代史研究家・圭子が、田中絹代演じる元からゆきさんの老婆サキから、彼女の半生を聞き出すという形になっている。サキの回想によって語られる、人身売買されて見知らぬ国へ行っ...

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