記事

715件の投稿

第98回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞に輝いた、河合優実が主演する映画「ナミビアの砂漠」のBlu-rayが、5月9日にリリースされた(レンタルDVD同時リリース)。本作は、第77回カンヌ国際映画祭で「若き才能が爆発した傑作」と絶賛され、女性監督として史上最年少となる国際映画批評家連盟賞受賞の快挙を成し遂げた、山中瑶子監督の初の本格的な長編映画である。 キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞の他にも、第79回毎日映画コンクール主演俳優賞(河合優実)、新藤兼人賞・金賞(山中監督)、第16回TAMA映画賞...
名匠エドワード・ヤン監督の“最後の完成作”である「ヤンヤン 夏の想い出」(2000)が、4Kレストア版で復活。2025年のカンヌ国際映画祭カンヌクラシック部門でオープニング上映され、日本でも初公開される。     2000年のカンヌ国際映画祭で監督賞に輝き、米〈ハリウッド・リポーター〉の“批評家が選ぶ21世紀の映画”で第1位になるなど時と場所を超えて支持されてきた「ヤンヤン 夏の想い出」。公開時にエドワード・ヤンは次のように語っている。 「人生で起きるいくつかのことは、数学の...
映画監督ジョージ・ルーカスの生い立ちと、SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」誕生までの軌跡を描いたフランスのコミック(バンド・デシネ)『ルーカス・ウォーズ』。その日本語翻訳版が昨年、2024年5月4日の〈スター・ウォーズの日〉に発売された。 栄光を掴むまでのルーカスの生い立ちから、「スター・ウォーズ」が誕生するまでのスピルバーグやコッポラとの出会い、構想から制作、数々の苦難と挑戦、そしてそれを支えてきた恋人や友人たちとのエピソードを本書は描き出している。 そんな本書の発売1周年と〈スター・ウォー...
『陳情令』『斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~』のシャオ・ジャンと『モダン・マリッジ』のバイ・バイハー共演により、青年デザイナーと女性監督の年齢&格差を超えた恋を描いたドラマシリーズ『氷に恋したサンシャイン -驕陽伴我-』。場面写真ならびにBlu-ray・DVDのキービジュアルが到着した。     26歳の広告会社デザイナー・盛陽。母に強制された見合いをすっぽかされるが、その店で思いがけず簡氷に遭遇する。彼女は盛陽が少年時代から想い続け、広告業界に入るきっかけにもなった“CM監督...
「蒲田行進曲」 5月のBS松竹東急に登場するのは、映画女優たちの代表作3本。「蒲田行進曲」(82)は、つかこうへいの同名戯曲を深作欣二監督が映画化したヒット作。映画の撮影所を舞台に、スター俳優の〝銀ちゃん〞(風間杜夫)と彼を慕う大部屋俳優のヤス(平田満)、銀ちゃんの恋人で売れない女優・小夏の三角関係を描いている。銀ちゃんの子どもを身ごもって、ヤスと結婚する小夏を演じたのが松坂慶子。銀ちゃんに捨てられた彼女を引き受けたヤスの純愛に心を動かされ、やがて彼を支えていく哀しくも可愛い女性を体当たりで演じ...
5月1日発売の『キネマ旬報NEXT Vol.63』の表紙に、なにわ男子の大橋和也さんが初登場。畑芽育さんとのW主演映画「君がトクベツ」(6月20日公開)を記念して、大橋和也さんへのロングインタビューを敢行。大橋さん演じる国民的アイドル・桐ヶ谷皇太と陰キャ女子・さほ子との胸キュンな恋模様を描く本作の魅力や、グループの垣根を超えて結成されたアイドルグループ「LiKE LEGEND」への想いをお聞きしました。そして、スーパーアイドルとして愛されるご自身と重なる皇太を演じることで、さらに輝きを増すアイド...
国際映画祭での華々しい実績を誇る、中国の気鋭映監督、ワン・ビン、ロウ・イエ、ジャ・ジャンクー。彼らの最新作がこの春、同時期に公開される。ワン・ビン「青春 -帰-(第2部)」「青春 -帰-(第3部)」は4/26(土)、ロウ・イエ「未完成の映画」は5/2(金)、ジャ・ジャンクー「新世紀ロマンティクス」は5/9(金)から、それぞれ上映スタート。 この3作品の公開にあわせて『キネマ旬報』電子版および4月18日発売の『キネマ旬報』5月号では、特集記事「中国映画作家3人が見た、いまの中国」を掲載している。 ...
トニー・レオンとアンディ・ラウが「インファナル・アフェア」シリーズ以来20年ぶりに共演し、バブルに沸く1980年代の香港を舞台に凄腕詐欺師と執念深い捜査官との攻防を描いた金融エンタテインメント「ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件」。Blu-rayとDVDが7月2日(水)にリリースされる。     イギリスの植民地支配が終わりに近づく香港。身ひとつで入国した野心家のチン・ヤッイン(トニー・レオン)は、違法取引を重ねて実業界での足場を固めていく。そして株式市場ブームに乗り、資産...
青春の空を滑走した先で、痛みの重さを知る マリアのブログを通して、自然豊かなノルウェーの農場で可能な限り自給自足の生活を送るペイン家の生き方に魅了されたというシルエ・エヴェンスモ・ヤコブセン監督。作品としては完成しなかったものの、かつて一家にカメラを向けた経験を持つ。そんな彼女が10年ぶりにニックらと再会。大切な人を失った彼ら彼女らに寄り添いながら撮影を続け、今作を完成させた。 森の木を切り、畑を耕し、家畜を育て、家族で語り、笑い合っていたペイン家。その創造的で完璧な生活のバランスは、マリアの死...
青春の空を滑走した先で、痛みの重さを知る 理想とは程遠い大学生活を送る小西徹(萩原利久)。それでもバイト仲間のさっちゃん(伊東蒼)、ポジティブな友人の山根(黒崎煌代)と過ごす日々はそこそこ楽しい。そうした中、学食でひとり蕎麦をすする凜々しい桜田花(河合優実)と知り合い、急接近。それを感じ取ったさっちゃんは、意を決して小西に告白するが、その想いは実らず。やがて桜田は小西の前から姿を消す――あらすじに何気なく目を通し、大学生の青春と恋愛に、ちょっとミステリーを利かせたヤツだとわかった気になる。だがそ...