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誰も見たことのない香取慎吾を撮る 香取慎吾のアップが多い。しかも画面いっぱいに広がるほどの。 白石和彌監督作品「凪待ち」をDVDで見直してみて、改めて強く感じたことである。 「誰も見たことのない香取慎吾を撮る」。そんな意気込みでつくられたという本作がまず香取に与えたのは、彼がこれまでほとんど見せることのなかった〝陰〟の顔を持つキャラクター。ギャンブルにハマりそこから抜け出せず、その過程で周囲の人間に迷惑をかけながら、差し伸べてくれる手からも自分からも逃げる男、郁男、というのがそれだ。 郁男が根は...
  毎月リリースされる未公開、単館系作品の中から、「観たら必ず誰かに教えたくなる」作品を厳選してご紹介。劇場で見逃した作品や隠れた名作が多く並ぶレンタル店だからこそ出会える良作、小規模公開でありながら傑作といった、様々な掘り出し映画との出会いを映画専門家レビューと共に提供します!     YOSHIという未知なる原石 映画『タロウのバカ』 ハピネットより3月3日リリース (C)2019 映画「タロウのバカ」製作委員会 映画『タロウのバカ』あらすじ 戸籍すらなく一度も学校に通っ...
ある女との出会いで崩壊する男の日常と、 堕ちていく男女の非情な運命を深田晃司監督が切り取る 「本気のしるし」   約20年温めた映像化への想い ―観る者をザワつかせるタッチで「淵に立つ」(16)や「よこがお」(19)といった鮮烈な作品を放ち続ける深田晃司監督。鬼才として国外でも注目される彼が初の連続テレビドラマ、初の“コミック原作もの”に挑んだのが「本気のしるし」だ。星里もちるによる原作は2000年に発表されているが、当時からテレビドラマにすべきだと考えていたという。   深...
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会 近年、人気コミックが続々と実写化されている日本映画市場。少女コミックから少年コミックまで、幅広いジャンルの実写映画が公開され、原作と同様に人気を博しています。今回はそんなコミック原作の映画の中から、特にお薦めしたい作品を厳選。原作ファンも唸る完成度の高い作品たちを一挙ご紹介します!   思春期の鬱屈とした内面を赤裸々に描く衝撃作 映画「惡の華」 ハピネットよりリリース中 映画「惡の華」の作品概要 押見修造原作のコミックを伊...
韓国ドラマ『ボーイフレンド』リリース記念 もっと知りたい! パク・ボゴムの魅力   パク・ボゴムとソン・ヘギョ共演で贈る韓国テレビドラマ『ボーイフレンド』が待望のリリース! 美しい異国の地で出会い、運命的に再会する男女の純愛を描いた本作をご紹介すると共に、韓国若手トップスター、パク・ボゴムの特にお薦めしたい出演作3本の見どころをご紹介します。 最新主演作『ボーイフレンド』に合わせて、俳優パク・ボゴムの魅力にどっぷりハマろう!     1.韓国ドラマ『ボーイフレンド』“パク・ボ...
切ない恋物語から緊迫の群像劇まで! 今見るべきオススメ映画はコレ! (C)2020「ラストレター」製作委員会 あっという間に2月。大人気海外TVドラマの劇場版や「カイジ」シリーズの最新作など、年明けから面白い作品たちが続々と公開されました。今回は、そんな劇場公開作品の中から特に注目の作品を洋画と邦画でそれぞれ1本ずつピックアップ。さらに、公開作と合わせて観たくなる関連作品も一緒にご紹介します。是非、チェックしてみてください!   【洋画編】 ある高貴な一族のスキャンダラスな人間模様を描...
映画「ジョーカー」日本語吹替版で味わう、アーサーの心に刺さる台詞 日本興収50億円超!「ジョーカー」が共感を得た理由 しがないピエロだった男アーサー・フレックが、人々から恐れられ、後にバットマン最大の宿敵ジョーカーとなるまでに迫った「ジョーカー」。日本興収50億円超、世界興収10億ドル超の大ヒットとなったが、派手なVFXも超人も出てこない。にもかかわらずここまで受け入れられたのは、あまりに〝現在〟とシンクロする物語だったからだろう。広がる一方の格差、そこから生じる分断。その犠牲者として徹底的に追...
  毎月リリースされる未公開、単館系作品の中から、「観たら必ず誰かに教えたくなる」作品を厳選してご紹介。劇場で見逃した作品や隠れた名作が多く並ぶレンタル店だからこそ出会える良作、小規模公開でありながら傑作といった、様々な掘り出し映画との出会いを映画専門家レビューと共に提供します!     堕天使の妖しくて罪深き日常 映画『永遠に僕のもの』 ギャガより2月4日リリース (C)2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIO...
女の“よこがお”とそこに秘められた人生。 深田晃司監督が映画「よこがお」に忍ばせた思いとは カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞に輝いた「淵に立つ」から2年。深田晃司監督と女優の筒井真理子が再びタッグを組んだ「よこがお」がBlu-ray&DVDでリリースされる。絶望の淵から、ささやかな復讐に踏み出す女の「よこがお」とは? 「役に熱が入ると記憶を失くす」。筒井真理子さんに見た女優の底力 深田:「『よこがお』。片方は見えていて、片方は見えていないという、人の多面性を連想させるタイトルですね。あと...
世界のアニエス・ベーも絶賛! 20年を経ても色褪せることのない鮮烈な青春映画 映画「19(ナインティーン)」   アニエス・ベー氏との運命的な出会い 渡辺:「アニエス・ベーさんと出会ったのは、サラエヴォ映画祭に出品した時です。上映後、僕に声を掛けてきた女性がいました。褒められているのは分かりましたが、通訳の方がいなかったので、その時はなんとなく話が終わって。後で聞いたら、それが審査員を務めるアニエスさんでした」 ―こう語るのは、製作20周年記念でブルーレイがリリースされる「19(ナイン...