ヴィヴァルディと弟子のヴァイオリン指導を通した絆の物語「ヴィヴァルディと私」

18世紀初頭のヴェネツィアを舞台に、孤児として育った若い女性がヴィヴァルディの手ほどきでヴァイオリンの才能を開花させていく姿を描いた「ヴィヴァルディと私」が、5月22日(金)よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。

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赤ちゃんポストに置き去りにされ、ヴェネツィアのピエタ院で育ったチェチリア。毎晩ベッドを抜け出しては蝋燭を灯し、宛名のない母への手紙を綴っていた。外の世界で暮らすには、母が迎えに来るか、貴族に見そめられて結婚するしかなかったのだ。そうした中でピエタ院にヴァイオリン教師として赴任したアントニオ・ヴィヴァルディは、チェチリアの才能を見出し、第一ヴァイオリンのリーダーに任命。チェチリアは厳しい練習に耐えて上達し、ヴィヴァルディと心を通わせていく。やがて、ピエタ院が決めたチェチリアと将校との結婚が迫るが、事件が起きる──。

メガホンを執るのは、ミラノ・コルティナ冬季五輪の開・閉会式でクリエイティブ・ディレクターを務めたことでも知られるオペラ演出家のダミアーノ・ミキエレットで、今回が初の長編劇映画となる。チェチリア役は『The Art of Joy』のテクラ・インソリア、ヴィヴァルディ役は『ヤング・モンタルバーノ』のミケーレ・リオンディーノが務める。作品は2025年のトロント国際映画祭Special Presentations部門に出品され、日本では一般公開に先立ちイタリア映画祭2026で上映される。ヴァイオリンの音色に彩られた師弟の物語に注目したい。

「ヴィヴァルディと私」

監督・脚本:ダミアーノ・ミキエレット
原作:ティツィアーノ・スカルパ「ヴィヴァルディと私」(河出書房新社刊/中山エツコ訳)
出演:テクラ・インソリア、ミケーレ・リオンディーノ、アンドレア・ペンナッキ
2025/イタリア・フランス/イタリア語/110分/1.85:1/5.1ch/G
原題:PRIMAVERA 字幕翻訳:関口英子
後援:イタリア文化会館 配給:彩プロ
©︎2025 INDIGO FILM, WARNER BROS. ENTERTAINMENT ITALIA, MOANA FILMS

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