〈ロベール・ブレッソン傑作選〉5作品をレストア版で上映。ゴダールと濱口竜介監督のコメントあり
巨匠ロベール・ブレッソンの5作品、「スリ」(1959)「バルタザールどこへ行く」(1966)「少女ムシェット」(1967)「白夜」(1971)「ラルジャン」(1983)をレストア版で上映する〈ロベール・ブレッソン傑作選〉が、4月18日(土)よりユーロスペースで開催される(「白夜」を除く4作は新たな翻訳字幕付き)。ポスタービジュアルが到着した。

職業俳優を使わない、出演者に演技をさせない、伴奏音楽を使わない、必要なもの以外は登場させない。ときに取っ付きにくい印象をもたらすブレッソン作品のそうした特徴は、“禁止事項”なのではなく、すべてを提示して観客の感性を縛り付けることを避けるためではないのか──。そんな思いを込めて実施する今回の特集。「スリ」の手の動き、「バルタザールどこへ行く」の少女の迷い、「少女ムシェット」の囚われる視線、「白夜」の輝き、「ラルジャン」の抗えない悪。印象的なシーンの数々とともに、観る者は改めてブレッソンを発見する。
〈コメント〉
ドストエフスキーがロシア文学であり、モーツァルトがドイツ音楽であるように、ブレッソンがフランス映画なのだ。
──ジャン=リュック・ゴダール
身震いするほど恐怖することと、打ち震えるほど感動することは両立する。
信じられない人は、ブレッソンのたどり着いた極北『ラルジャン』を見てほしい。
ただし大画面と、大音響で。
──濱口竜介(映画監督)

〈ロベール・ブレッソン傑作選〉
ーコピーライトー
「スリ」© 1959 AGNESD ELAHAIE PRODUCTIONS CINEMATOGRAPHIE
「バルタザールどこへ行く」©1966 Argos Films – Parc Film – Athos Films – Swedish Film Institut – Svensk Filmindustri
「少女ムシェット」©1967 Argos Films – Parc Film
「白夜」© 1971 Robert Bresson
「ラルジャン」© 1983 Marion’s Films
配給:エタンチェ、ユーロスペース
