「ラプソディ・ラプソディ」 良い人ばかりが出てくる映画は偽善の匂いがするが――〈あなたに観てほしい、日本映画がある 第2回〉本日5月1日に配信

キネマ旬報YouTubeチャンネルにて、4月よりスタートした〈あなたに観てほしい、日本映画がある〉。新作の日本映画の中から、特にオススメしたい1作品を厳選してその魅力を紐解いていくレビュー番組だが、本日5月1日より第2回レビューをお届けする。レビューをするのは、日活や自身の制作会社を立ち上げ、日活ロマンポルノを始め、「家族ゲーム」「私をスキーに連れてって」「木村家の人びと」など数多くの作品をプロデュース、元大阪芸術大学教授、脚本家としても知られる山田耕大氏。独自の視点から作品に迫っていく。

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第2回のレビュー作品は、5月1日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開の「ラプソディ・ラプソディ」。高橋一生を主演に迎え、「さよならドビュッシー」以来13年ぶりにメガホンを取った利重剛による、横浜を舞台にしたハートフルな物語。

“絶対に怒らない”男が知らないうちに籍を入れられ、見知らぬ“妻”の存在を知り、“妻”を探して横浜の街を巡ることに。やがて巡り合った妻に振り回されながらも、懸命に向き合おうと、偶然の出会いから始まったふたりの運命が大きく動き出す…。

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本作について山田氏は、良い人ばかりが登場すると指摘。続けて以下のように述べ肯定する。

そんな映画はたいてい見ていて偽善の匂いがぷんぷんして鼻につくが、
これは鼻につくどころか、ほんのりと花の香りが匂ってくる。
そんな映画なのだ。

(※レビューより一部抜粋)

また、利重監督の作品作りの技を褒めつつ、知性があるとも。監督の経歴や過去の作品に触れながら今の世界情勢について憂い、そんな時だからこそ必要なものがあると監督の特性を指摘する――。
山田耕大氏のレビューと共に、「ラプソディ・ラプソディ」を劇場でぜひご覧いただきたい。

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なお、本番組は東芝の「音声合成技術 ToSpeak™」により生成された音声で読み上げられ、視聴の幅を広げて音声コンテンツとしても楽しむことができる構成となっている。

「ラプソディ・ラプソディ」

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出演:高橋一生 呉城久美 利重 剛 芹澤興人 大方斐紗子 関口和之(友情出演) / 池脇千鶴
監督・脚本:利重剛
音楽:大西順子
プロデューサー:中村高寛 利重 剛
撮影:池田直矢 照明:舘野秀樹 録音:小川 武 美術:林 チナ 趙 心智
スタイリスト:浜井貴子 衣装:吉田直美 ヘアメイク:宮崎智子 編集:小野寺絵美
助監督:近藤有希 制作担当:森満康巳 俳優担当:大崎章 プロデューサー補:後藤清子 スチル:森 日出夫
製作:利重 剛 後援:横浜市中区役所 配給:ビターズ・エンド
2026/日本/カラー/DCP/5.1ch/106分/G
©2026 利重 剛

5月1日(金)より、テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
公式HP: https://www.bitters.co.jp/rhapsody/
公式X:@Rhapsody_movie
#ラプソディ・ラプソディ #映画ラプラプ

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