チベットの新鋭カンドゥン監督が描く、記憶の揺らぎ「リンカ リンカ〜あの夏の先」

チベットの新鋭カンドゥン監督が、帰郷した主人公が映画制作を通して虚実の揺らぎに直面していく姿を描いた「リンカ リンカ〜あの夏の先」が、9月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。ポスタービジュアルが到着した。

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映画監督を志すサムキは、子どもの頃に友人だったラモとの記憶を映画にするため、チベットに戻ってくる。そして撮影を進める中、ラモが現れるが、彼女の記憶はサムキのものと違っていた──。

北京で映画を学んだのち、チベットのラサに帰郷して映画制作を続けるカンドゥン監督。アッバス・キアロスタミに影響を受け、メタ的な構造を持つ本作で長編デビューを果たした。なお「リンカ」とは、夏のピクニックや庭園を指すチベット語だという。

香港国際映画祭ヤング・シネマ・コンペティションで最優秀作品賞と国際批評家連盟賞に輝き、東京国際映画祭アジアの未来部門では「一つの夜と三つの夏」のタイトルで上映された。チベットの女性監督作の日本公開は今回が初となる。

カンドゥン監督コメント
私の記憶の中の故郷には、冬も春もなく、夏しかありませんでした。ですから、私は、記憶の中のラサの夏がどのようなものだったのかを表現しようと思いました。ラサは、時に安易に神聖化されたり、ステレオタイプ化されたりすることがあります。私が生まれ、今も暮らしているラサの生活の質感、その雰囲気、そしてラサの人々の真の姿、彼らの生き方も伝えたいと願っています。「リンカ」とは、ラサの生活の特徴と精神を体現したものなのです。

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「リンカ リンカ〜あの夏の先」

監督・脚本:カンドゥン
2025/中国映画/カラー/100分/1:1.85/チベット語、中国語/G
原題:一个夜晚与三个夏天 英語題:Linka Linka
日本語字幕:両角和歌奈 字幕監修:星泉
配給:ムヴィオラ
©TIBETAN ANTELOPE FILMS CO., Ltd. ALL Rights Reserved
公式サイト:https://moviola.jp/linka/

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