「ヘンリー」(1986)など殺人鬼を描いた問題作3本、立て続けに公開
70年代後半から80年代、全米で連続殺人を行ったと云われるヘンリー・リー・ルーカスを描いた問題作「ヘンリー」(1986)が、8月28日(金)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開される。ティザーポスターが到着した。

虐待を重ねた母を14歳で殺害したヘンリー。相棒オーティスおよびその妹ベッキーと暮らす中で、殺人への衝動を募らせていった。そしてベッキーがヘンリーに惹かれたことで、惨劇が起きる──。
ジョン・マクノートン監督が長編デビュー作として、マイケル・ルーカー主演で撮り上げた本作。残虐シーンは少ないものの淡々としたタッチは冷たさを引き立て、出資会社が望んだ“ホラー映画”と趣きが違ったことでお蔵入り状態となり、アメリカでは1990年にようやく正式公開された(日本では1992年に公開)。曰く付きの衝撃作を見届けたい。
なお今秋には、同じく殺人鬼であるソ連のアンドレイ・チカチーロを描いた「エヴィレンコ」(2003)、オーストリアのヴェルナー・クニーセクを描いた「アングスト/不安」(1983)も公開される(前者は日本劇場初公開、後者は4Kレストア版で上映)。

「ヘンリー」
監督・製作・脚本:ジョン・マクノートン
出演:マイケル・ルーカー、トム・トウルズ、トレイシー・アーノルド、キャム・ヘスキン
1986年/アメリカ/カラー/83分/スタンダードサイズ
原題:HENRY: PORTRAIT OF A SERIAL KILLER
提供:キングレコード 配給:アンプラグド
© 1986 MALJACK PRODUCTIONS
