異才・大浦信行監督のアート・ドキュメンタリー/ドラマ「遠近を抱えた女 完全版」、予告編解禁
「天皇ごっこ」「靖国・地霊・天皇」で知られる異才・大浦信行監督が、表現の迷宮を彷徨うひとりの舞台女優を主人公に描いたアート・ドキュメンタリー/ドラマ「遠近を抱えた女 完全版」が、10月9日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。予告編が到着した。

タイトルにある「遠近」は、自分から遠くへ広がる「外の世界」と、自身の深淵に潜む「内なる世界」を示唆する。主人公の女性は、舞台というフィクションとセックスワークという職業のリアルを抱え込んでいく。オリジナルバージョンは第40回ブリュッセル独立映画祭でオープニングを飾り、国境なきドキュメンタリー映画祭2019で最優秀作品賞と最優秀撮影賞を受賞した。
〈推薦コメント〉
大浦信行の映画を久しぶりに観た。むちゃくちゃ面白い。同時に困る。ドキドキする。相撲のシーンには笑ったけれど、でも相撲は神道だ。穢れと浄め。この国の本質。このあとに何が起きるのか。このあとにどんなシーンが続くのか。大浦はいつも悩ませる。それは当たり前。だって表現者だ。政治家でも活動家でもない。日本の近代とは何か。いやそんな大上段は必要ない。多くの人に観てほしい。
──森達也(映画監督)
あべあゆみという決して穢れることのない魂に目を奪われる。彼女の存在だけでもとてつもなく美しい映画。
現代社会の裏にある不条理を一人で抱え込もうとする大浦監督を、あべあゆみの生き様がいつの間にか浄化し、世界に光をもたらす。現実と虚構の境目なんて関係ない、この映画は孤高の作家・大浦信行とあべあゆみによる誰も見たことのないのバディムービーだ。
──白石和彌(映画監督)
「遠近を抱えた女 完全版」
監督:大浦信行
出演:あべあゆみ、双鬼、廣末哲万、コラアゲンはいごうまん、高木尋士、熊谷実音(声)
撮影:辻智彦 編集:川上拓也、大浦信行 録音:川上拓也
2023年/日本/126/分/ビスタビジョン/5.1ch
制作:国立工房 配給:リタピクチャル 宣伝:テレザ
©2023 国立工房
公式サイト:https://enkin-cinema.com
