ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの“愛”と“絶望”の2本を日本劇場初公開
ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーによる幻の2本、「少しの愛だけでも」(1975-76)と「デスペア 光明への旅」(1978)を上映する特集〈ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー ラブ&デスペア〉が、11月13日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下などで順次開催される(2本とも日本劇場初公開)。ポスタービジュアルと予告編が到着した。

「少しの愛だけでも」は、殺人を犯した⻘年の愛の渇望と執着、そして崩壊をサスペンス風味で描いた家族ドラマ。ダグラス・サークなどのハリウッド・メロドラマに影響されたファスビンダーが、自身の過酷な少年時代を投影しつつ制作したもので、撮影はファスビンダー作品を多く手掛けた名手ミヒャエル・バルハウスが担当。テレビ映画として製作され、長らく鑑賞が叶わなかった貴重な一本だ。

「デスペア 光明への旅」は、ウラジーミル・ナボコフの小説『絶望』を原作とするサスペンスドラマ。ナチス台頭前夜のベルリンを舞台に、ある男が自身と瓜二つの人物と出会ったことで狂気に呑まれていくさまを描く。「ベニスに死す」のダーク・ボガードが主演し、撮影はミヒャエル・バルハウスが担当。1978年のカンヌ国際映画祭に出品され、ドイツ映画賞では監督賞、撮影賞、美術賞を受賞した。ファスビンダー自身は「生涯の3本」に入れている。
〈ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー ラブ&デスペア〉
「少しの愛だけでも」© Bavaria Media International, All Rights Reserved.
「デスペア 光明への旅」© Bavaria Media International, All Rights Reserved.
配給:アイ・ヴィー・シー 宣伝協力:XHORA
公式サイト:https://ivc-tokyo.co.jp/fassbinder2026/
