「雨あがる」「博士の愛した数式」「峠 最後のサムライ」など 小泉堯史監督作品6本を特集上映

黒澤明監督に師事し、2000年に監督デビューした小泉堯史監督。これまでに手がけた全7作品のうち6作品を上映する特集上映が、kino cinéma立川髙島屋S.C.館で開催される。

人間の美しさを丁寧に描き出す小泉監督と小泉組スタッフが創り上げる映像世界は、映画館のスクリーンでこそ味わいたい。各作品の上映終了後には、小泉監督による舞台挨拶とサイン会も予定されている。この貴重な機会は見逃せない。

【上映スケジュール】

10月17日(土)
「雨あがる」13:00~
「阿弥陀堂だより」15:15~

10月24日(土)
「博士の愛した数式」
「明日への遺言」
*「雨あがる」~「明日への遺言」の4作はDVD/BD上映

10月31日(土)
「峠 最後のサムライ」
「雪の花 ―ともに在りて―」

【小泉堯史監督のコメント】
「雨あがる」から「雪の花 ―ともに在りて―」まで、再びスクリーンで見ていただけることは、映画に携わる者としては、とっても嬉しいことです。

【上映作品】

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「雨あがる」(2000年公開/91分)

●原作=山本周五郎 出演=寺尾聰、宮崎美子、原田美枝子、井川比佐志、吉岡秀隆、檀ふみ、三船史郎、仲代達矢
■黒澤明監督の遺稿脚本を、長年黒澤監督に師事した小泉監督が映画化。優れた剣の腕を持ちながらも、人を押しのけてまで出世することができない心優しい武士と、そんな夫を理解し、支える妻との心温まる絆を描いた時代劇。黒澤監督が目指したとおり、小泉監督は「見終わって、晴々とした気持ちになる」作品に見事に仕上げた。第56回ヴェネチア国際映画祭で緑の獅子賞を受賞。(DVD上映)
© 2000「雨あがる」製作委員会

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「阿弥陀堂だより」(2002年公開/128分)

●原作=南木佳士 出演=寺尾聰、樋口可南子、北林谷栄、田村高廣、香川京子、小西真奈美、吉岡秀隆、井川比佐志
■陽の目を見ない作家の夫と、心を病んだ医師の妻。東京での暮らしに疲れ果てた夫婦が、夫の故郷に移り住み、自然に包まれながら、阿弥陀堂でひとり暮らすおうめ婆さんをはじめ、村の人々との交流を通して再生していく姿を描く。長野県飯山で1年間にわたるオールロケを敢行。四季折々の美しい自然が、物語に深みをもたらしている。(DVD上映)
© 2002『阿弥陀堂だより』製作委員会

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「博士の愛した数式」(2006年公開/117分)

●原作=小川洋子 出演=寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、井川比佐志、浅丘ルリ子
■ある事故が原因で、記憶が80分しかもたない数学者の“博士”。彼のもとで家政婦として働くシングルマザーの杏子と、彼女の10歳の息子“ルート”。3人が少しずつ心を通わせていく姿を通して、かけがえのない時間の尊さを描いたヒューマン・ドラマ。「美しい映画」を目指す小泉監督の作家性が存分に発揮された一作。(BD上映)
©「博士の愛した数式」製作委員会

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「明日への遺言」(2008年公開/110分)

●原作=大岡昇平 出演=藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、リチャード・ニール
■太平洋戦争中、日本への無差別爆撃を行った米兵を略式裁判で処刑した罪に問われ、B級戦犯として裁かれた東海軍司令官・岡田資中将。全責任を引き受けながら、無差別爆撃を実行したアメリカの罪を法廷で告発する岡田中将の姿に、我々は何を見るのか。藤田まことは複雑な内面を抱え、最後まで信念を貫く岡田中将を見事に演じ切り、晩年の代表作にした。(DVD上映)
© 2007 『明日への遺言』製作委員会

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「峠 最後のサムライ」(2022年公開/114分)

●原作=司馬遼太郎 出演=役所広司、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢
■慶応3年、大政奉還によって徳川幕府が終焉を迎えると、諸藩は東軍と西軍に二分されていく。戊辰戦争が勃発するなか、越後長岡藩の家老・河井継之助は、民の暮らしを守るため、いずれの陣営にも属さない武装中立を目指すが……。原作者が「人間の芸術品」「類型のない美的人間」と評した河井継之助を、役所広司が圧倒的な存在感で完璧に演じている。
©2020『峠 最後のサムライ』製作委員会

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「雪の花 ―ともに在りて―」(2025年公開/117分)

●原作=吉村昭 出演=松坂桃李、芳根京子、三浦寛大、山本學、吉岡秀隆、役所広司
■江戸時代末期、疱瘡(天然痘)が猛威を振るうなか、異国では種痘(予防接種)によって病を防いでいることを知った医師・笠原良策。人々の命を救うため、種痘を入手し、広めようと奔走するが、その前にはさまざまな困難が立ちはだかる。松坂桃李が演じる良策の医師としての真摯な姿勢と、芳根京子が演じる妻・千穂のユーモアと行動力が印象的。小泉監督が描く人物たちは、常に魅力にあふれ、観る者の心に深く残る。
©2025 映画「雪の花」製作委員会



【上映に関する詳細はこちらまで】↓
kino cinéma立川髙島屋S.C.館
https://kinocinema.jp/tachikawa/

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