映画「月」は、2016年に起きた相模原障害者施設殺傷事件に着想を得て生み出された辺見庸の同名小説が原作。辺見の本の愛読者であり、『月』の文庫本に解説も寄稿していた石井裕也監督が、「新聞記者」や「空白」などを手掛けてきたスターサンズの故・河村光庸プロデューサーのオファーを受け、「これは撮らなければならない映画だ」と覚悟を決め、「あえての大規模公開」を想定し、物語を再構築。原作にはない「不要不急で生産性のない」表現活動に身を投じるオリジナルキャラクターをメインに据え、宮沢りえ、オダギリジョー、磯村勇...
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テクノロジーは心を再現できるか──。亡き母をAIで甦らせる青年の物語を綴った平野啓一郎の同名小説を、石井裕也監督×池松壮亮主演で映画化したヒューマンミステリー「本心」が、11月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。 「大事な話があるの」と言い残して急逝した母は、《自由死》を望んでいた。その“本心”を知りたい息子の朔也(池松壮亮)は、AI企業に「母を作ってほしい」と依頼。やがて自身の心と尊厳を見失っていく……。 朔也の母である秋子を生身/VF(ヴァ...
石井裕也監督が松岡茉優と窪田正孝をW主演に迎え、理不尽な社会に打ちのめされた恋人たちが、10年ぶりに再会したどうしようもない家族の力を借りて反撃の狼煙を上げるさまを描いた「愛にイナズマ」が、10月27日(金)より全国公開。本ビジュアルと予告編が到着した。 長年の夢だった映画監督デビューの目前で、すべてを奪われた花子(松岡茉優)。イナズマが轟く中、反撃を誓った彼女は、運命的に出会った恋人の正夫(窪田正孝)と共に、10年以上も音信不通だった家族を訪ねる。妻に愛想を尽かされ...
実際に起きた障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の小説を、宮沢りえ、オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみ共演で、石井裕也の監督・脚本により映画化した「月」が、10月13日(金)より新宿バルト9、ユーロスペースほかで全国公開。監督とプロデューサーおよび識者らのコメントが到着した。 個人を裁くのではなく、社会的背景と人間存在の深部に切り込まなければならないと感じたという辺見庸が、《語られたくない事実》の内部に小説という形で潜った『月』。この問題作は、「新聞記者」や「空白」...
オール韓国ロケ!池松壮亮、オダギリジョーが繰り広げる兄弟の絶妙な掛け合い 「川の底からこんにちは」(10)で商業映画デビューを果たして以降、コンスタントに作品を発表し続けている石井裕也監督。映画界が苦しいなかでも昨年は2本を無事に世に送り出した。コロナ禍による衝動で生まれた「茜色に焼かれる」(Blu-ray&DVDリリース中)、そしてもう1本は3年という時間をかけ、自身初となるオール韓国ロケに挑んだ意欲作「アジアの天使」(2月2日Blu-ray&DVDリリース)。言葉が通じないからこそ自分の本質...
“今だから観たい!” コロナ禍の日本を真正面から描いた愛と希望の物語「茜色に焼かれる」 新型コロナウイルスの登場は、私たちの生活を一変させたが、映画業界にとってもその衝撃は大きかった。経済的な問題だけでなく、作り手に与えたと思われる精神的な影響も想像に難くない。そして、コロナ禍でなければ誕生しなかったであろう一本が石井裕也監督作「茜色に焼かれる」だ。 石井監督がコロナ禍でどうしても撮りたかった映画 7年前、交通事故で夫を亡くした田中良子(尾野真千子)は、中学生の息子をひとりで育てていた。経営して...
