タイムリープによる矛盾が多重発生した末に迎える衝撃的な結末が、“SF史上最悪のパラドックス”として評判を呼んだ法条遥の同名小説を映画化した「リライト」。6月13日より公開される同作は大林宣彦監督の名作映画「時をかける少女」へのオマージュを随所に感じさせつつも、青春映画を数多く手掛けてきた松居大悟(監督)と“時間もの”を得意とする上田誠(脚本)の最強タッグにより、タイムリープの矛盾を突くような展開が斬新かつ刺激的で、誰も見たことのない“タイムリープ×青春ミステリ”となっている。 青春時代のタイムリ...
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「ファンシイダンス」 6月のBS松竹東急に登場するのは、スターたちの出世作3本。岡野玲子の漫画を実写化した、周防正行の一般映画初監督作「ファンシイダンス」(89)。これはアイドルグループ『シブがき隊』を88年に解散後、本木雅弘が初主演した作品でもある。学生時代にバンド活動をしていた主人公が、実家の寺を継ぐために修行僧として1年間の修行に励むさまを、お坊さん業界のHOW TOを入れ込みながら、コミカルに描いた青春映画だ。本当に頭を丸めて役に挑んだ本木は、最初は嫌々ながら入った僧の世界に、面白みを見...
『シャボン玉』『ゴンドラの唄』『東京音頭』など2000曲もの童謡・歌謡曲・音頭・民謡を残した作曲家・中山晋平(1887~1952)の生涯を、歌舞伎役者の中村橋之助を主演に迎え、名匠・神山征二郎監督が描いた「シンペイ 歌こそすべて」が、11月22日(金)より長野県先行公開、2025年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷などで公開される。ポスタービジュアルと場面写真が到着した。 晋平が自身の音楽の理解者と知って結婚を決める敏子役で志田未来、『東京行進曲』や『東京音...
「土を喰らう十二カ月」(5月10日、Blu-ray&DVD発売、レンタルDVD同時リリース)は、作家・水上勉の料理エッセイ『土を喰う日々-わが精進十二ヵ月-』を原案に、「ナビィの恋」(1999年)の中江裕司監督が、自然と共に生きる作家の1年間を沢田研二主演で描いた人生ドラマである。 季節の野菜を自分で料理して生きる主人公 信州の山荘で、犬のさんしょと暮らす作家ツトム(沢田研二)は、畑で育てた野菜や山で収穫してきた山菜を使い、少年時代に禅寺で習い覚えた精進料理を作って生活している。彼...
どんな映画も監督・キャスト・スタッフふくめて全身全霊で作られており、そこに優劣をつけるつもりはないが、主演の永野芽郁が「マイ・ブロークン・マリコ」に賭ける思いというのは並々ならぬものであったことは映画公開時のニュース映像で記憶している。 飄々としていてチャーミングな雰囲気の永野が、完成披露試写会で思わず涙を流した。共演した奈緒と監督のタナダユキに目配せをして、笑ってごまかそうとするが、こみ上げてくる涙は止まらない。理性を本能でコントロールできないほど、永野を含む、監督・キャスト・スタッフが愛を持...
数々の名作CMや教育番組『ピタゴラスイッチ』を手掛けてきた東京藝術大学名誉教授・佐藤雅彦、NHKでドラマ演出を行ってきた関友太郎、多岐にわたりメディアデザインを手掛ける平瀬謙太朗の3人により結成され、“新しい手法が生む新しい映像体験”を標榜して創作を行い、過去に2本の短編映画がカンヌ国際映画祭に招待された監督集団〈5月〉。彼らが香川照之を主演に迎えて撮った初の長編映画で、第70回サンセバスチャン国際映画祭New Directors部門に招待された「宮松と山下」が、11月18日(金)より新宿武蔵野...
平庫ワカのコミックを、永野芽郁主演×タナダユキ監督で映画化。親友の遺骨を持って旅立つ女性を描いた「マイ・ブロークン・マリコ」が、今秋公開される。特報とティザーポスターが到着した。 原作は2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載(全4回)されてSNSで反響を呼び、単行本(全1巻)は即重版が決定。「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞およびメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクイ...
