タグ: 岩下志麻

去る3月に94歳で亡くなった映画監督の篠田正浩。 1953年に松竹入りし、29歳で監督デビュー。大島渚、吉田喜重とともに〈松竹ヌーベルバーグ〉の一角として注目を集めたのち、1966年に独立。「心中天網島」「少年時代」「スパイ・ゾルゲ」など、日本の古典芸能や歴史に対する探求と、親しみやすい語り口を併せ持った多彩な作品群で、長年にわたって活躍した名匠だ。 1967年には当時松竹の若手スターだった岩下志麻と結婚。独立プロダクション〈表現社〉をともに立ち上げ、自作に主演・助演を含め数多く起用するなど、公...
数々の名作テレビドラマを生み出した、脚本家・山田太一。その没後1年にあたって、『名優が紡ぐ 山田太一の言葉』と題した特集を、日本映画専門チャンネルで放送中。この特集では3月に、代表作『早春スケッチブック』(1983・全12話)と現在第一線で活躍する映画監督や脚本家、、山田太一のシナリオブックを出版している出版社代表、そして俳優・山﨑努が、山田作品の魅力を語る特別番組『魂に一ワットの光を~2025年・山田太一を語り継ぐ~』を放送。山田ドラマのファンは勿論、まだ彼の作品を観たことがない人にも入門編と...
「晩春 4Kデジタル修復版」 ©1949/2015 松竹株式会社 今年12月生誕120年を迎え、先ごろ開催された東京国際映画祭をはじめ、世界の映画祭で特集上映が組まれている、日本映画を代表する巨匠・小津安二郎監督。その彼が脚本家・野田高梧との初共同脚本で、戦後小津映画の〝女神〞となった原節子を初めてヒロインに起用した監督第42作が「晩春」(49)である。婚期を逃しかけている娘が気になる大学教授の父親と、母親を失って父を独りにしておけないと思い続ける娘。父娘の触れ合いを描き、小津監督による戦後の家...

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