汐見夏衛の青春純愛小説を原菜乃華×作間龍斗(ACEes)で映画化「ないものねだりの君に光の花束を」
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で知られる汐見夏衛の青春純愛小説を、主演に原菜乃華と作間龍斗(ACEes)を迎え、安藤尋監督(「blue」「僕は妹に恋をする」「海を感じる時」)により映画化した「ないものねだりの君に光の花束を」が、今秋公開される。

個性がなく《普通》である自分に嫌気が差している高校生・影子。同じクラスの真昼は人気急上昇中のアイドルで、勉強も性格も完璧である《特別》な存在だ。引け目を感じて距離をとりたい影子だったが、一緒に図書委員を務めることになり、真昼の壮絶な過去を知る──。
〈コメント〉
原菜乃華(染矢影子役)
足りないものを補い合うように出会った二人が、寄り添い、時にぶつかりながらも、相手と自分自身を受け入れていく姿に心動かされました。
互いが互いの支えであり、替えのきかない、かけがえのない存在であるその関係性は、「恋」よりももっと深く強い絆で結ばれた特別なものなんだと思います。
人の気持ちはどこまでいっても分からないけれど、それでも分かりたいと努力し続けること。
その積み重ねが、誰かを想うことの本質なのかもしれないと、この作品を通して改めて教えてもらいました。
ぜひ劇場で受け取っていただけたら嬉しいです。
作間龍斗(ACEes)(鈴木真昼役)
鈴木真昼役を演じました、ACEesの作間龍斗です。
本業はアイドルですが、映像作品の中でアイドルを演じるのは今回が初めてでした。
13年ほどこの業界に携わってきましたが、これまでに感じたことのないものを経験しました。
演じながらも、「真昼くん頑張れ」と何度も心の中で唱えてました。
今、あなたが話しているその人が、もしかしたら大きな闇を抱えているかもしれない。
この作品に携わる中で、大切な人の背中を微力でも押せる存在でありたいと、改めて強く感じました。
生きているだけで様々なことに直面する世の中ですが、そんな中でも日々を懸命に過ごしている方々に、この作品を通して光を届けられたら嬉しいです。
ぜひ、公開をお楽しみに。
汐見夏衛(原作)
このたび『ないものねだりの君に光の花束を』の映画化が決定いたしました。ひとえに読者の皆様の応援のおかげに他なりません。本当にありがとうございます。
本作は私にとって思い入れの深い物語で、今でも時おり影子と真昼のことを思い出しては、元気にやっているかなあ、幸せになってほしいなあと、祈るような気持ちで思いを馳せたりしています。
そんな大事な作品を、素晴らしいキャストとスタッフの皆様によって、心を込めて丁寧に映像化していただけて、とても光栄で嬉しく思います。
撮影現場で拝見した、愛らしい声で毒づく原さんと、静かな声で皮肉に笑う作間さんは、まさに影子と真昼そのものでした。
皆様にも映画の完成を楽しみに待っていただけましたら幸いです。
安藤尋(監督)
本作を撮影しているあいだ演出面で特に考えていたのは、原菜乃華さん演じる影子と作間龍斗さん演じる真昼の二人の距離感でした。それは何故かと言いますと、二人の関係がこれまでの映画のなかでもとても稀有なものだったからです。そして、その「稀有な関係」を原さんと作間さんは、実に繊細にそして感情豊かに演じて下さいました。高校生の二人が互いを思いやり、支え合い、山のなかを一歩ずつ歩いてゆく姿は、(監督の自分が言うのもなんですが)とてもいとおしく、切なく、かけがえのない二人が確かにそこにはいました。
影子と真昼はもともと自分に「あるもの」のつまらなさや残酷さにとらわれています。そして、自分に「ないもの」を持っている相手をうらやんでしまいます。そんな二人が稀有で、かけがえのない二人となってゆく過程を、みなさんにも見守って頂けたらと思っています。
「ないものねだりの君に光の花束を」
出演:原菜乃華、作間龍斗(ACEes)
原作:汐見夏衛「ないものねだりの君に光の花束を」(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督:安藤尋
配給:ショウゲート
©2026『ないものねだりの君に光の花束を』製作委員会
公式サイト:naihanamovie.jp
