異才ホセ・ルイス・ゲリンがバルセロナ郊外の集落にカメラを向けた「よき谷の物語」

「シルビアのいる街で」(2007)などで知られるスペインの名匠ホセ・ルイス・ゲリン監督が、バルセロナ郊外のバルボナ地区に暮らす人々を捉えたドキュメンタリー「よき谷の物語」が、7月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。メインビジュアルが到着した。

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開発から取り残された陸の孤島であり、大都市の近隣ながら自然に恵まれたバルボナ地区。20世紀半ばより住み着いた人々と新たな移民たちが、文化は異なれど共生している。子どもたちは川で遊び、誰もがよく食べて飲み、歌って踊り、ひとときの安らぎを得る。そんな都会のオアシスに鉄道増設の計画が持ち上がり、一部の住民は立ち退きを迫られる──。

カメラが捉えるのは、亡き妻を思い涙する老人、戦火を逃れてきた母と娘、植物に話しかける果樹園の一家、ここではないどこかを夢見る若者。そして都市計画や環境問題、世代やアイデンティティをめぐる葛藤など。バルボナの歴史が鮮やかに綴られ、いつしか観る者を時間の旅へ誘う。第73回サン・セバスティアン国際映画祭で審査員特別賞に輝いた珠玉作だ。

なお「シルビアのいる街で」のリバイバル公開、ならびにホセ・ルイス・ゲリン監督の7月来日も決定。併せて注目を。

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「よき谷の物語」

監督・脚本・編集:ホセ・ルイス・ゲリン
撮影:アリシア・アルミニャーナ
原題:HISTORIAS DEL BUEN VALLE(英題:Good Valley Stories)
スペイン、フランス/125分/カラー/ヨーロピアンビスタ
提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム 宣伝:マーメイドフィルム、VALERIA
後援:スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京 協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭
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公式サイト:goodvalleystories.jp

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