タグ: 田中裕子

「天城越え」 今月は、有名推理作家たちのミステリ映画が充実。松本清張原作の作品では、三村晴彦監督のデビュー作「天城越え」(83)に注目したい。昭和15年の伊豆。家出した少年が天城峠を越えたところで美しい娼婦と出会い、彼はその後心細くなって家に戻る。やがてその日、天城峠で殺人事件が起きたことが分かり、容疑者となった少年は、娼婦と被害者が一緒にいたと証言する。これによって娼婦は取り調べを受け、彼女は追いつめられていく。少年に優しく、そして哀しい印象を残す娼婦を演じた田中裕子の存在感が絶品。特に少年と...
テクノロジーは心を再現できるか──。亡き母をAIで甦らせる青年の物語を綴った平野啓一郎の同名小説を、石井裕也監督×池松壮亮主演で映画化したヒューマンミステリー「本心」が、11月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。     「大事な話があるの」と言い残して急逝した母は、《自由死》を望んでいた。その“本心”を知りたい息子の朔也(池松壮亮)は、AI企業に「母を作ってほしい」と依頼。やがて自身の心と尊厳を見失っていく……。 朔也の母である秋子を生身/VF(ヴァ...
第76回カンヌ国際映画祭の授賞式が現地時間5月27日(土)20時半より行われ、是枝裕和監督作「怪物」が脚本賞を受賞した(脚本は坂元裕二が担当)。先立って発表されたクィア・パルム賞と合わせ、同作は2冠となる。授賞式後、是枝監督が日本メディア向けの囲み取材に応じた。 ──ご自身の脚本でないというところで、客観的に語れる部分があると思うのですが、この脚本のどこが評価されたかというのをお答えいただけますか? 是枝 僕がそれを語るんですね……(苦笑)。えぇっと、この脚本のどこが評価されたか……難しいな。最...
監督・是枝裕和 × 脚本・坂元裕二 × 音楽・坂本龍一で放つ「怪物」が、第76回カンヌ国際映画祭(フランス時間5月16~27日開催予定)のコンペティション部門に出品されることが決定。合わせて本予告が解禁された。日本公開は6月2日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国の劇場にて。     是枝監督作がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されるのは、昨年の韓国映画「ベイビー・ブローカー」から2年連続、7回目(部門を問わなければ同映画祭9回目)。出品決定にあたり、監督...
監督・是枝裕和 × 脚本・坂元裕二で描く「怪物」が6月2日(金)より全国公開。第1弾ポスターと特報映像が到着するとともに、音楽を坂本龍一が担当し、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、角田晃広、中村獅童、田中裕子が出演することが発表された。     第1弾ポスターは、森に佇む2人の子が渦のような不穏さに取り込まれていくビジュアル。いかなる物語が繰り広げられるのか、興味を煽る。     特報映像は、坂本龍一の音楽をバックに、子供たちの「怪物だー...
突然姿を消した夫の帰りを30年間待ち続けている女性の物語を、田中裕子を主演に迎えて「家路」の久保田直監督が描いた「千夜、一夜」(全国で公開中)が、第27回釜山国際映画祭で国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)を受賞した。     同賞を日本映画が受賞するのは、2000年の「ひまわり」(行定勲監督)以来22年ぶり。受賞に際し、久保田直監督のコメントが寄せられた。 〈監督コメント全文〉 たった今、「千夜、一夜」が国際映画批評家連盟賞をいただいたという報せが届きました。 本当に...
突然姿を消した夫の帰りを30年間待ち続けている女性の物語を、田中裕子を主演に迎えて「家路」の久保田直監督が描いた「千夜、一夜」が、10月7日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほかで全国公開。追加キャストで尾野真千子、ダンカン、安藤政信が発表され、メインビジュアルと30秒予告が到着した。     日本では年間約8万人が人知れず消え、そして今もどこかで誰かを待つ人がいる。そこにはどんな物語が隠されているのか──。失踪者リストに着想を得たドキュメンタリー出身の久保田直監督が、...

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